TRASH
「Road To Nowhere」


スコットランド出身の4人組ロックグループ、WHITE TRASH。本盤はAPPLEでの記念すべきデビュー盤「Illusions」の西ドイツ配給盤、何故か名義がただのTRASHとなっている。そして単なるプリントミスだろうか、B面「Road To Nowhere」の面には何故かのA面表記。せっかくなので(?)そんな「Road To Nowhere」を紹介。こちらは米国の人気作曲チームGERRY GOFFINとCAROLE KINGによるもので、66年にCAROLE自身がシングルでリリースしていた作品をカヴァーしたもの。CAROLEヴァージョンも壮大なバラード調だったが、こちらもそんな原曲の壮大さを尊重しつつ、時代の雰囲気だろうかサイケなロック色を強めた仕上がりとなっている。なんとなくJOE COCKERの「With A Little Help From My Friends」を思わせる。

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