THE TRENDS
「Sweet Little Miss Love」


64年にPICCADILLYからデビューしたリヴァプール出身の4人組ビートグループTRENDS。そのデビュー曲が当時の安直にヒットが狙えるBEATLESカヴァー「All My Loving」。レーベルのお仕着せとはいえ同郷のグループの楽曲をカヴァーするのはどういう気持ちだったのだろうか・・・今回はそのデビュー盤のB面「Sweet Little Miss Love」を取り上げたい。作曲したFRANK BOWENはグループのメンバー、ビート以前の米国産オールディーズ風ギターの音色が印象的なイントロからタイトル通り甘いメロディが心地良い極上のビート楽曲。言うなれば60年代前半のオールディーズ(メンバーはこの世代だろうけど)とビートサウンドのクロスオーヴァー、所詮B面曲ではあるが無視するには勿体ない!

前のページに戻る