TUESDAYS CHILDREN
「That'll Be The Day」

70年代にマルチなミュージシャンとしてブレイクするPHIL CORDELLが在籍していたサイケロック系グループTUESDAY'S CHILDREN。66年にCOLUMBIAからデビューし2枚のシングルをリリース、翌年には都落ち(?)でマイナーレーベルKINGに移籍、本盤をリリースすることになる。A面「A Strange Light From East」はCORDELLが作曲、オリエンタルなサイケロック、ここではそのB面「That'll Be The Day」を紹介。こちらは米国の人気R&R歌手BUDDY HOLLYの作品のカヴァー、ワイルドなギターやホーンを導入した、60年代後半らしいアレンジでの録音。英国では死後も多くの音源が長い間リリースされてHOLLYは人気を誇っていたが、本盤の選曲もそうしたことも反映されているのだろうか?録音場所のMAXIMUM SOUNDはスカやロックステディ等ジャマイカ音楽を多く録音していたスタジオで、本盤のプロデューサーの1人、VIC KEARYはレゲエ系リスナーにはお馴染みの人。