VANITY FARE
「Man Child」


A面ではレーベル側が用意した、作曲家先生によるヒット確実なポップな楽曲を吹き込む一方、シングルのB面ではもうお約束となった自我を前面に出したような作品。これが彼等のシングル製作の定型のような印象だが、果たして本作もやはりそうだった。ここで紹介するのはシングル「Hitchin' A Ride」のB面「Man Child」。浮遊感漂う、弱冠ビート感も残したようなサイケナンバー。後期IVY LEAGUEの様な雰囲気も感じさせる。これが無名のグループによる唯一のシングルとかなら所謂レア等呼ばれていたかもしれない・・・作曲クレジットにはグループ名が表記されており演奏を聴く限りでは殆どグループの演奏による感じだ。

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