WAYNE FONTANA
「You Made Me What I Am Today」


マンチェスター出身、人気ビート系グループWAYNE FONTANA & THE MINDBENDERSのリード歌手として活躍したWAYNE FONTANA。本盤はMINDBENDERSと別れてのソロデビュー盤。A面「It Was Easier To Hurt Her」はおそらくFONTANAの趣味を反映させたであろう、米国のソウル/R&B系歌手GARNET MIMMSが同年にリリースしたバラード作品のカヴァー。ここではそのB面「You Made Me What I Am Today」を紹介。こちらの作曲を担当したのは人気のMITCH MURRAYとPETER CALLANDER(本盤ではROBIN CONRAD名義)のチーム。このB面もやはりFONTANAの趣味を反映させた様な作風だがA面よりもキャッチーさという点では軍配が上がるかも?ちなみに本盤のチャートアクションは36位(それまでのキャリアを考慮すると結構地味目)、こちらをA面にしてリリースしたとしても結果はあまり変わらないか。それにしてもLES REEDによる美しく荘厳なアレンジは素敵。

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