WAYNE GIBSON
「Come Around」


63年にビートグループDYNAMICSを率いてDECCAからデビューしたロック歌手WAYNE GIBSON。その後はPYEやPARLOPHONE等に移籍しながらシングルをリリース。66年にはソロ歌手としてCOLUMBIAからデビューし同年にリタイア。その後しばらくしてCOLUMBIA時代にプロデュースを担当したプロデューサーTERRY KINGが自身のレーベルKINGDAMを設立、KINGの肝煎りもあってか久々に歌手復帰をしリリースしたのが本盤。A面「For No One」はBEALTESのカヴァーで66年にCOLUMBIAからリリースした音源を何故かそのまま収録(再発ということか?)。そして今回紹介するB面「Come Around」、こちらはリリース時の72年らしいピースフルなSSW系ポップス。こちらはGIBSON自身が作曲(E.W. ALLEN名義)したもの。何故に過去の音源をA面に据えてリリースしたのかよく分からないシングルのB面曲だが、こうしてその後の動向が垣間見れるというのは60年代の英国音楽ファンには嬉しい??

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