WHITE PLAINS
「I Need Your Everlasting Love」


COOC=GREENAWAYのペンによるデビュー曲「My Babys Loves Lovin'」がいきなり大ヒット、幸先の良いスタートを切ったグループWHITE PLAINES。しかし、元々がこの時期によくありがちな‘まず曲ありき’なスタジオプロジェクト的な編成だったのか、グループのトレードマークともいえるリード歌手TONY BURROWSが知らぬ間に脱退、メンバーを補充して活動を続けていくことに。リリースしたシングルがしっかりと成績を残していたのもあって、比較的コンスタントに音源をリリース出来た。今回紹介するのは通算4枚目のシングル。A面「Julie Do Ya Love Me」、彼等といえば先のCOOK=GREENAWAYの楽曲の印象が、この「Julie〜」は珍しく米国作品のカヴァー。極度に甘い響きのタイトルのB面「I Need Your Everlasting Love」は期待通りのCOOK=GREENAWAYクオリティ。無駄にグルーヴィなベースとアーシーなオルガンが印象的なサビで一気に彼等の世界に引き込まれる。途中カントリーロック調になるなど世界的ロックのトレンドなのかちょっと米国風味な所が面白い。しかしやはりこの独特の盛り上がりは英国産ならでは、勿論アレンジを担当したLEW WARBURTONの仕事の貢献度も見逃せない。

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