BOOTS WALKER
「Geraldine」



本国では全く売れなかったが、何故か日本で売れてしまった、所謂‘日本の洋楽’は数知れず。このBOOTS WALKERなるアーティストの「Geraldine」もその代表的な1曲だろうか。主に他のアーティスト達に楽曲を提供していた作曲家LOU ZERATOがこのBOOTS WALKERの正体。66年からこの名義でリリースを開始、本盤が5枚目となる。SEとシンプルなギターのリフから始まり、歌謡曲を思わせるマイナー調メロディが印象的な作品。全くヒットしなかったが、一年後に日本で配給されヒットを記録。そうした日本でのヒットの朗報を受けたのだろうか、本国では同年にB面を差し替えて再発。が、残念ながらそれもヒットしなかった。


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