THE BYRDS
「I'll Feel A Whole Lot Better」


大ヒットシングル「Mr. Tambourine Man」に続くシングル第2弾が「All I Really Want To Do」。前作と同じ路線のまさにフォークロックな作品。今回はそのシングルのB面「I'll Feel A Whole Lot Better」を紹介。ファンの、そして我が国のオールディーズファンには「スッキリしたぜ」の邦題でお馴染みの作品。GENE CLARKが作曲、リードヴォーカルを担当した。フォークロックと聞くとやや真面目な、もっさりしたイメージを思い浮かべる。が、この曲はそんなイメージとはかけ離れた、スマートな印象を受ける。まさに青春フォークロックビート!英国ビート愛好家もBYRDSファンが多いと聞くが、こういった作品を聴くと頷ける。そして後の80年代や90年代の英国のインディーズ系辺りへの影響も容易に想像出来る。この曲が初期の彼等の重要な1曲という見方に異論はない。


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