DION
「Good Lovin' Man」


50年代からドゥーワップヒーローとして君臨したDION、そして同じく50年代から常に他のプロデューサーとは頭一つ(どころではない?)出ていた奇才SPECTOR。そんな2人が手を組んで作ったアルバム『BORN TO BE WITH YOU』からのカット。スタンダードのカヴァーであるA面「Born To Be With You」の雄大な米大陸を思わせる淡々とした味わいに比べSPECTOR等と共に書いたB面「Good Lovin' Man」は彼らしいロックンロール大会なノリの作品。音の厚みとエコーの掛かり具合はやはりSPECTORここにありと聴き手に否応無しに感じさせる。


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