EDDIE HOLLAND
「Take A Chance On Me」


MOTOWNレーベルの屋台骨の1つ、作曲チームHOLLAND=DOZIER=HOLLAND。そのうちの1人、EDDIE HOLLANDは元々歌手として活動しており、レーベル初期にはこうしてソロ音源もリリースしている。今回紹介するのはそんな氏のソロ音源の代表作「Jamie」のB面「Take A Chance On Me」。スカ音楽にも似た、心地良い裏打ちのリズムギターにホーンセクションが印象的なメロウなポップR&B。メロウという表現は70年代以降のソウル音楽によく使われるが、ポップス色強かった60年代初頭のソウル/R&B音源にもこうしてそういった形容が相応しい音源があったりする。この時期のソウル/R&Bには同時代のポップスにも共通項が多く、特にこのMOTOWNレーベルのカタログには多い。


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