THE FUGUE FOUR
「Two Kinds Of Lovers」


66年に本盤をリリースしたのみで全く詳細の分からない(60年代の音楽はそういうのばかりだけど)男女混成タイプのFUGUE FOUR。ちょっとカレッジフォーク/モダンフォークっぽい名前と編成だが、本作は所謂ソフトロック系界隈で人気の高いAL KASHAとJOEL HIRSCHHORN、アレンジにBOB HALLEYが関わっているだけあってポップス度高いゴージャスな仕上がりとなっている。丁度この時期くらいに出てくるLEFT BANKE等のクラシカルなバロック・ポップ調と言おうか、更なるトレンドを作り出そうという意欲を感じなくもない。勿論BOB CREWEプロダクションだから下世話な味つけはしっかり(?)している。


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