GENE VINCENT
「A Love 'Em And Leave 'Em Kinda Guy」



ロックンロールのヒーローの1人、GENE VINCENT。本国は勿論、英国でも人気を博した氏。60年代前半から英国での録音を開始、本盤「Humpity Dumpity」は63年に英国COLUMBIAレーベルで吹き込んだ1枚。ここではそのB面「A Love 'Em And Leave 'Em Kinda Guy」を紹介。R&R/R&Bの中にポップな要素を注入した様な作品。作曲したのは米国の作曲家JOY BYERS。彼女はELVIS PRESLEY他ロック/ポップス系の歌手だけでなく、ARTHUR ALEXANDER等R&B系の歌手にも楽曲提供しており、そうしたキャリアを反映させたような作風となった。アレンジの方もロックンロールらしいピアノのフレーズにR&B風のホーン等色々な要素を混ぜ合わせた様な仕上がりとなっている。このアレンジを手掛けたのはDUSTY SPRINGFIELD等手掛けていたIVOR RAYMONDE。


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