JACKIE DeSHANNON
「To Be Myself」


ポップス畑のみならず、彼女の音楽的ベースとなっているソウル/R&B英国のアーティスト達もこぞって取り上げた彼女の作品群。同じく彼女自身の好みなのか、はたまたレーベル側の要請なのか他の作曲家の作品も意外と多く録音している。本作のA面「I Can Make It With You」もCHIP TAYLORのペンによる美しいバラード。が、それもいいけど、やはりここでは自作のB面「To Be Myself」を取り上げたい。カントリーロック風のギターの音色と4つ打ちのビートの組み合わせが新鮮な作風。こうしたソウル風味が無理なくエッセンスとして取り入れるのもまた彼女のセンスの見せ所。勿論ソウル/R&B畑のアレンジャーであるARTHUR WRIGHTとプロデューサーCALVIN CARTERの本盤における貢献は無視出来ない。


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