JOHN D. LOUDERMILK
「That Ain't All」


NASHVILLE TEENSの「Tobacco Road」そしてPAUL REVERE AND THE RAIDERSの「Indian Reservation」等のヒットでポップス/ロック畑では職業作家的な立ち位置で知られる彼。しかも随分と大御所のイメージがあると思ったら生まれは1931年、先のNASHVILLE TEENSのヒットの時なんて30過ぎ、意外と若かったのね。それも50年代から若くしてすでにEDDIE COCHRANやCHET ATKINS等売れっ子に曲を取り上げられたりしているからかもしれない。そんな氏も自身で歌い録音も数多くしている。本作はそんな中の1曲で65年リリースの「That Ain't All」。カントリーをベースにちょっと時代遅れだがロカビリー的なアタック感も感じられる、シンプルながら小粋でシャレた1曲。残念ながらポップチャートには入らなかったがカントリーチャートでは第20位と健闘。むしろ今の若いロカビリアンの方々に耳を傾けて欲しい。


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