THE NEW COLONY SIX
「I Could Never Lie To Me」


ガレージ・サイケ、ソフトロック等々そのクロスオーヴァーとも言える評価を得ている彼等、そのサウンドの遍歴がそういった評価を促すのだろうが、全体的に見るとやはりASSOCIATIONの様なソフトロック的傾向が強い。本作は彼等の中では後期の作品、まさに先のASSOCIATION系ソフトロックに属するのだろうが、米よりも英国・欧州のソフトサイケに通じる浮遊感を覚える不思議な作風。ゆったりと跳ねたビートもそういった類によくあるパターン。米ソフトロック好きだけでなく英国・欧州音楽ファンにも聴いて頂きたい逸品である。


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