THE OUTSIDERS
「What Makes You So Bad You Weren't Brought Up That Way」


やり手プロデューサーTOM KINGの助力を経て、ポップガレージの定番となる「Time Won't Let Me」を引っ提げて登場したオハイオ出身のガレージビートOUTSIDERS。「Time Won't〜」が大ヒットし、続く第二弾が本シングル「Girl In Love」。1枚目とはノリは逆、ストリングスを大胆に導入したシットリと歌うバラード路線。が、そうした路線は売れ線を狙ったレーベル側のお仕着せだったのか、B面「What Makes You So Bad〜」はそうした憂さを晴らすかのような痛快R&Bガレージ・ビート。STONES辺りのR&B系英国ビートを消化した、ベースが唸るカッコいい作風。ほのかにカントリー的な匂いもさせるのは米国グループならではなのか。


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