OZ & THE ENDS
「Reconstruction Of A Broken Heart」


南部ソウルではお馴染み、白人でありながら数多くの名曲を送り出したDAN PENNとSPOONER OLDHAMのコンビ。そんな2人の作品(プロデュースも)が聴ける本盤。演奏者のOZ & THE ENDSは名前からふざけているユニットなのかバンドなのかは全く不明。が、ホーンや女性コーラスが導入されているが、この音質はやはりガレージバンドだろうか(60年代のガレージバンドは比較的ソウルカヴァーをやっているバンドが多い)。ほのかに香るサイケのフィーリングもあったりとリリース年の68年らしいどこか混沌とした時代の息吹も感じる。とにかくこのPENN=OLDHAMチームがこのようなものも手掛けていたということが本盤の重要な意味だろう。


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