PAUL ANKA
「Hey Girl」



「Diana」や「You Are My Destiny」等オールディーズヒットでお馴染みカナダ出身の歌手/作曲家PAUL ANKA。60年代半ば以降は大ヒットとは恵まれないながらも、その時々のサウンドを意識しつつ質の高い音源をリリースし続けていた氏。今回紹介するBUDDAHレーベルから73年にリリースした「Hey Girl」もそういった好例。軽快でグルーヴィなアレンジに爽やかでキャッチーなメロディを乗せた素敵なポップス。ブルーアイドソウル系のサウンドがお好きな方にも強いアピール力を感じさせる作風。作曲はANKAと本作を共同でプロデュースしている英国出身の人気アレンジャーJOHNNY HARRISとの共作。残念ながら本盤は全くヒットを記録することは出来なかったが、翌年ソウル系歌手ODIA COATESとデュエットシングルで大復活を果たすことになる。


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