Q AND THE MYSTERIANS
「Love Me Baby (Cherry July)」


彼等は米ガレージの代表格としてよく挙げられる名前の1つである。所謂ガレージというとゴリゴリしていてやさぐれたサウンドがウリであるが、彼等の場合、代表作「96 Tears」をはじめかなりキャッチーでポップな作品が多い。後のBUDDAHに代表されるバブルガムサウンドにも通じるところがある。本作は彼等の代表作「Do Something To Me」のB面曲。チープなSF風(?)イントロで始まる、スウィートなガレージポップ。いかつい風貌だが結構可愛い声を出すQuestion Mark氏、こういった曲調にもその声の魅力が活かされている。B面曲たる地味さは否めないが、知られずじまいなのは勿体無いのでここに紹介いたします。


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