THE RONETTES
「Blues For Baby」



典型的なヒット曲のB面に意外なサウンドがひっそりと収録されているなんてのは、PHIL SPECTOR主催のレーベルPHILLESではお約束事のごとく結構多い。今回紹介するRONETTESもそうした一例。65年にリリースされた、彼女達にとってはレーベル在籍末期のシングルとなる「Born To Be Together」(全米52位)、そのB面である「Blues For Baby」。タイトル通りにブルージーな渋めの作風。代表曲「Be My Baby」等非常にメロディアスな作品を歌うというイメージが強い彼女達の中ではちょっと異色なタイプだろうか。間奏のギターソロの独特のトーンもブルースにしてはかなり異色。


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