SARAH VAUGHAN
「Sweet Affection」



ジャズだけでなくラテンやソウル/R&B等、色々な種類の楽曲を歌っているSARAH VAUGHAN。60年リリースの本盤もそうした彼女の魅力を伝えるに十分な1枚。前年にリリースされたアルバム『THE MAGIC OF SARAH VAUGHAN』からのカットで、ポップやR&B、カントリー的な要素もほのかに感じられるポップス作品。作曲者の1人CLYDE OTISはNAT KING COLEやELVIS PRESLEY、ARETHA FRANKLIN等多くのビッグネームに作品を提供している作曲家/プロデューサー。本作の作風もそうした氏の幅広い音楽性がよく出ている作品。ちなみに本盤は英国盤のプロモ仕様、B面「Don't Look At me That Way」と共に米国ではシングルカットされていないという。英国市場のツボ(?)みたいなものがあったのだろうか?


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