SCOTT WALKER
「Two Weeks Since You've Gone」



WALKER BROTHERSのメンバーとして渡英し大成功を収めた彼、SCOTT WALKER。グループが所属していたレーベルPHILIPSから自身のソロも67年からリリースを開始、本盤はその3枚目となる。A面「Lights Of Cincinnati」は当時の売れっ子作曲家TONY MACAULAY作品だったが、ここで紹介するB面「Two Weeks Since You've Gone」はSCOT自身の作曲によるもの(本名のENGEL名義での作曲)。WALKER BROTHERSの音源も手掛けていたWALLY SCOTTよる、美しく壮大なアレンジに絹の様に繊細でありながらソウルフルな歌声を聴かせるSCOTT。60年代のポップスならではのコンパクトな時間枠でありながら、シットリしたフランス映画のワンシーンでも観ているかのような気分にさせてくれる。


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