SHADOWS OF KNIGHT
「Gloria '69」


BOBBY HEBBの「Sunny '76」やTHE VENTURESの「Walk, Don't Run '64」のように当人によるセルフカヴァーというのは洋楽の世界では当たり前だった60年代、70年代。基本的に振り返るのはいやだぜ的な姿勢を持っていそうなやさぐれガレージバンド、そのガレージバンドの有名所もそのルールには逆らえなかったのか、彼らもこんなヴァージョンまで残している。世はニューロック全盛期、一聴するとそれっぽい感じもするが、あのヘロヘロなガレージヴォーカルが聴こえるとなんだか安心する。どっかで聴いたようなフレーズも聴こえたり遊び心(単にやけっぱちなだけか?)もあったりと興味深い。


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