TERRY KNIGHT
「Lizbeth Peach」


アメリカンビートのグループPACKを率いて活動していたミシガン州の代表的ロッカーTERRY KNIGHT。そのR&B/ソウルに根差した独特のキャッチーなサウンドは同郷のMITCH RYDERやBOB SEAGERとはまた違った魅力を発していた。そして67年、そのPACKと別れ、ソロ歌手として出発、本作はその1枚目。英国のサイケポップにも通じる、ややバロックな臭いもするポップサウンド。作曲をしたANTHONY BYRNEは自身もPATRICK AND PAULというユニットで活動、このKNIGHTの他YELLOW BALLOONやVIKKI CARRといった大物所までその作品を取り上げられている地味ながらセンスが業界で支持されていた人。プロデュースを担当したRICHIE ROMEは60年代初頭からポップだけでなくソウル/R&B等も手掛けるフィリー出身の才人。


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