THREE DOG NIGHT
「Anytime Babe」



74年のアルバム『HARD LABOR』からのカット、邦題「人生なんてそんなものさ」でお馴染み「Sure As I'm Sittin' Here」。あらゆるスタイルで活動するSSW系アーティストJOHN HIATTの同年の作品を取り上げたもの。陽気なメロディと心地良いテンポがバッチリとハマったロックチューン。ここではB面「Anytime Babe」を紹介。こちらは60年代から主に作曲家として活躍してきたLARRY WEISSが同年にSSW系アーティストとしてデビュー、アルバムに収録した作品を取り上げたもの。陽気なA面とは対照的に、こちらは哀愁漂うロックバラード調。WEISSのヴァージョンに沿った演奏だが、ロックバンドたる性格が色濃く出た、渋い仕上がりとなっている。重厚なベースのサウンドも印象的。ちなみに本盤は英国配給盤、米国ではチャート14位のヒットを記録したが、英国では全くダメだった。


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