AARON NEVILLE
「Why Worry」
ニューオリンズの人気音楽グループNEVILLE BROTHERSのメンバーとして、また人気ソロ歌手としてお馴染みのAARON NEVILLE。氏と言えばやはり66年にリリースされ大ヒットを記録した、時代・ジャンルを超えて愛される名曲「Tell It Like It Is」。ここではそんな名曲の知名度に隠れてしまったB面「Why Worry」を紹介。こちらはミッドテンポのソウル作品で、コーラスの入れ方等アレンジは同時期のシカゴソウルあたりを意識したものだろうか?OKEHレーベル等のノーザンソウル的なサウンドがお好きな方にもおススメしたい素敵な作品。作曲はNEVILLEと同郷の作曲家でマルチに楽器を演奏するGEORGE DAVISと歌手/作曲家LEE DIAMONDによる。ちなみに本盤は69年に英国のB&Cレーベルが再発したタイプ。英国では最初にEMI系のレーベルSTATESIDEから67年に配給され、次に本盤、70年代に入って再び別のレーベルから再発されている。長い間結構しつこくプッシュしていたが、本国の好成績とは対照的にどれもヒットしていない・・・