THE AD LIBS
「The Boy From New York City」
ニュージャージー出身、ドゥーワップ編成のコーラスに紅一点のチャーミングな歌声が乗るというスタイルの彼等、AD LIBS。本盤は人気作曲/プロデュース・チームのLEIBER=STOLLERが主催するレーベルBLUE CATからリリースされたデビュー盤。シカゴブルースの人気歌手JIMMY REEDの作品やR&B歌手TOMMY TUCKERの代表曲「Hi-Heel Sneakers」調のリズム（またはセサミストリートのテーマ？）にノヴェルティなヴォーカルが乗ったポップなR&B。このノリが受けてか全米総合チャート8位、R&Bチャート6位の大ヒットを記録。作曲は元々はビッグバンドのサックス奏者だったという作曲家JOHN TAYLORと相棒GEORGE DAVIS（何故かTAYLORだけのクレジットになっている）。そしてこの面白いアレンジを手掛けたのはジャズやR&B、ポップスと幅広く手掛ける名匠ARTIE BUTLER。