AL GREEN
「I'm Glad You're Mine」


全米総合チャート10位、R&Bチャート2位の大ヒットを記録した、HIレーベル時代の代表的な1枚「Here I Am (Come And Take Me)」。本盤はその英国配給盤で、ここではそのB面「I'm Glad You're Mine」を紹介。A面は当時の最新アルバム『CALL ME』に収録されていた作品だが、こちらは前のアルバム『I'M STILL IN LOVE WITH YOU』からのカット。所謂ソウル/ファンク的な野性味のあるドラムではなく、テクノ等にも通じるスタイリッシュなビートのイントロから始まる、ゆったりしつつほどよくファンキーなソウル作品。ストリングスのフレーズも独特でほのかに聞こえるオルガンの音色も洒落ている。この地味ながら妙にクセになる作風はリアルタイム以降の世代にも人気があるとか。ちなみにこの英国盤、先の米国での華々しいチャートアクションとは対照的に全くヒットしなかった・・・


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