EDWIN STARR
「Take Me Clear From Here」


60年代半ばのデトロイトサウンドのシーンから出てきたソウル歌手EDWIN STARR。その時期の定番ヒット「Agent OO Soul」や「Headline News」、そしてモータウン入りした後の「War」等に代表されるファンキーソウル路線。常に時代のトレンドを吸収しなから活動していた氏。今回紹介するのはMOTOWN在籍時の末期の作品。イントロからジャムセッションのような展開を見せる、ちょっと実験的なファンキーソウル路線。ロックっぽいギターの音色等を聴くと試行錯誤しながら新しいサウンドを模索していたのかなと思いを張り巡らせてしまう。作曲を担当したVINCENT DiMIRCOはイタリア系ニューヨーカー。自身もMOTOWN傘下のRARE EARTHからリリースがある(同じくポップス畑から来たR. DEAN TAYLORとイメージが重なる)。


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