GLADYS KNIGHT & THE PIPS
「You Don't Love Me No More」


「Midnight Train To Georgia」等、70年代のBUDDAHレーベルでのチャートヒットでお馴染みの彼等。一般的にはそのBUDDAH時代のポップで歌謡感溢れる楽曲群の印象が強いかもしれないが、66年から72年まで在籍していたMOTOWN系列のSOULレーベルでのソウルフルな音源も素晴らしいものが多い。その中で今回紹介するのが68年にリリースされたシングル「It Should Have Been Me」のB面「You Don't Love Me No More」。パーカッションとベース、ストリング等を配したシンプルな伴奏にGLASYSのヴォーカルを最大限に活かしたロマンティックなソウルナンバー。MOTOWNというとポップでキャッチーな作風の楽曲が多いが、彼等の楽曲は一際艶っぽさが高いのはGLADYSの存在あっての故だろうか。作曲はTEMPTATIONSの名曲「I Wish It Would Rain」等を手掛けたNORMAN WHITFIELD(プロデュースも)にBARRETT STRONG、ROGER PENZABENEのチーム。


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