HOWARD TATE
「 Look At Granny Run Run 」


今も昔も英国におけるソウル熱は熱い、ことに60年代には現行の良質なソウルシングル(たとえ本国でヒットしていなくても) をレーベル各々がこぞって配給していた。大手EMI系も配給網を駆使しして‘SOUL SUPPLY’シリーズと銘打って展開していた。今回紹介するディープ系歌手HOWARD TATEのシングルもそんな素晴しいカタログの1枚。重厚な音圧の米盤とはまた違った良さ、立体感を感じさせるスマートな音質で聴くのもまた一興、贅沢な遊び。若き遊び人モッズ族も家でディスコティークでコレを聴きながら体を動かしていたに違いない。同じEMI系レーベルPARLOPHONEでリリースしていた英国在住の米ソウル歌手HERBIE GOINSが本作をカヴァーしたのもこれを聴いたからだろうか・・・


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