JACKIE MOORE
「Singing Funky Music」


フロリダ出身の歌手JACKIE MOOREの75年の英国配給盤。両面共に同年のアルバム『MAKE ME FEEL LIKE A WOMAN』からのカット。アルバムと同タイトルのA面はフロリダを軸に活躍していた作曲家/プロデューサー/歌手CLARENCE REIDによる作曲の、歌謡感もあるゆるくキャッチーなソウル作品。ここではそのB面「Singing Funky Music」を紹介。こちらはアルバムのプロデュースを手掛けているBRAD SHAPIROが作曲、リラックスしたA面とは対照的にスリリングな雰囲気のある、重厚なファンク調作品。JACKIEもA面とは違った、緊張感のあるシリアスな歌唱を聞かせてくれる。女性ソウル歌手によるファンク、所謂シスターファンク系作品がお好きな方にもおススメしたい1枚。ちなみに本国ではR&Bチャートでは6位と好成績を残したが、英国では全く売れなかった。


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