JAY & THE TECHNIQUES
「Help Yourself To All My Lovin'」


ペンシルバニアで結成、ポップス系プロデューサーJERRY ROSSのバックアップを受けて「APPLES, PEACHES, PUMPKIN PIE」等ソウル風味のポップスで人気を博した彼等。基本的にはポップス畑の括りになるのだろうけど、ポップスとソウルの微妙な匙加減はソウル畑ではなかなか得難い貴重なノリかもしれない。そんなノリは68年リリースの本作にも見て取れる。ゆったりミッドテンポのキャッチーなポップソウル。間奏のサックスのフレーズなどはやはり人気レーベルMOTOWNのそれを強く意識したものだろうか?アレンジを担当したのはポップスのみならずソウル/R&Bの音源も数多く手掛けているJIMMY WISNER。ちなみにどの曲が分からないけど、MOTOWNで作曲チームとして活躍していたASHFORD=SIMPSON夫妻や70年代にブレイクしたMELBA MOOREがバックコーラスに参加しているそうな。


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