JOE SIMON
「The Whoo Pee」


JOE SIMONといえば60年代後半のSOUND STAGE 7や70年代に入ってのSPRINGレーベルでの一連の歌謡風味たっぷりのソウルヒットでお馴染みの人。が、キャリア的にはレコードデビューが60年と結構古くから歌っていたのね。今回紹介するのは64年から65年までの2年間在籍していたVEE JAYレーベルからのラスト・リリース。A面「Let's Do It Over」は氏の泣きのヴォーカルが堪能出来る感涙のバラード。が、ここで紹介するB面はその真逆、友人(スタッフ、またはファン??)を動員しての実況録音的なノリでのダンス用インストナンバー。ファンキーなモコモコ・ビートにオルガンがカッコいい作風、肝心の当人はというと群衆を煽るようなべしゃりだけなのかはたまた楽器で参加しているのか・・・契約もこれで切られるある種諦めモードがこのハイテンションなサウンドを生んだのか・・・


前のページに戻る