JOHNNIE TAYLOR
「I'm Trying」


アーカンソー出身のソウル/R&B歌手JOHNNIE TAYLOR、66年に南部ソウルの名門STAXに入社、68年にデトロイトから来た作曲家/プロデューサーが手掛けた「Who's Making Love」が全米総合チャート5位(R&Bチャート1位)の大ヒットを記録。デトロイトのキャッチーで都会的なノリと南部の武骨なノリが融合したTAYLORの代名詞的な作品となった。ここではそのB面「I'm Trying」を紹介。こちらはレーベルを支える人気作曲チームDAVID PORTERとISAAC HAYESのコンビが作曲したミッドテンポの南部ソウル。プロデュースを担当したのはレーベルの人気グループBOOKER T. & THE M.G.'sのAL JACKSONとSTEVE CROPPER。A面のキャッチーなノリも素晴らしいが、本来のSTAXを体現した様な手作り感と温かみのあるこのサウンドも捨て難い。ちなみにここで紹介している盤は英国配給盤。本国とは対照的に全く売れなかった・・・なんなんだ!?この温度差は・・・


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