MADELINE BELL
「Don't Come Running To Me」
60年代前半に渡英し、現地でソウル/R&Bにポップスやロックの要素を入れた独自の芸風で人気を博した歌手MADELINE BELL。本盤は65年から在籍する英国PHILIPSレーベルでの2枚目のリリース。前年に米国のソウル/R&B歌手JEAN WELLSがABC-PARAMOUNTレーベルからリリースした作品をカヴァーしたもの。原曲に沿った、流麗で豪華なアレンジが施されたビートバラッド調作品。ちなみにWELLSのヴァージョンは全くヒットしていないが、そういった作品を取り上げる‘重箱の隅’的な選曲センスは英国音楽業界ならでは。アレンジは英国の名匠ARTHUR GREENSLADEが担当。作曲者の1人であるJIMMY WISNERはフィラデルフィア出身、ピアニスト/作曲家/アレンジャーとしてジャズからポップス,ロックにソウル/R&Bと幅広く活躍、幅広くジャンルを聴く音楽リスナー達からの人気、評価も高い。