MARVIN GAYE
「Try It Baby」


全米チャート15位を記録した、64年リリースのジャジーでスムースなブルース調ナンバー「Try It Baby」。本来ジャズ歌手志望だったMARVINにとってはいつものノリの良いキャッチーなR&Bよりも歌い易かったか??と言いつつもこの時期のトレードマークである豪快なシャウトもしっかりと織り込まれている。MARVINと同じくレーベルの看板アーティストであるTEMPTATIONSがバックコーラスを担当しているのも本盤のポイントの1つ。レーベルの屋台骨、FUNK BROTHERSの一員のトランペット奏者MAURICE DAVISによる間奏のソロもムーディで洒落ている。作曲はレーベル社長のBERRY GORDY JR.、氏と言えば他のレーベル所属の作曲家との共作が結構多いがピンで作曲は結構珍しいパターンかも??


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