MAVIS STAPLES with THE STAPLES SINGERS
「Crying In The Chapel」
ゴスペルを基盤にソウル/R&Bの界隈でも活躍、人気を博したファミリーグループSTAPLE SINGERS。本盤は68年にEPICからリリースした1枚で、同年のアルバム『WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE』からのカット。53年にカントリー系歌手DARRELL GLENNが歌い、その後はドゥーワップ系グループORIOLES、そして何と言っても大スターELVIS PRESLEYが大ヒットさせたことでお馴染みのバラード作品を取り上げたもの。南部っぽいテイストを加えたゴスペルバラード風に仕上げた。プロデュースはソウル/R&Bのみならずロックやポップス等幅広く手掛けていたTED COOPER。ちなみに本盤、メンバーのMAVISが大々的にフィーチャーされている曲だからだろうか、アルバムの名義はSTAPLE SINGERSだが、こちらではMAVIS STALES WITH THE STAPLE SINGERSとなっている。