MILLIE JACKSON
「I Gotta Get Away (From My Own Self)」
60年代にタレントショウで優勝し、69年に大手MGMからデビューするも水が合わなかったのか71年にニューヨークのローカルレーベルSPRINGと契約、以降良質なレディソウル音源を数多くリリースすることになる彼女。英国でもSPRING時代から配給が開始、今回紹介するのは英国では3枚目のシングルとなる「My Man, A Sweet Man」のB面「I Gotta Get Away (From My Own Self）を紹介。同時期に人気を博していたレーベルHOT WAX/INVICTUSを思わせるぽいポップソウル風味のA面。B面もHOT WAX/INVICTUSにもありそうな感じだが、南部ソウル/スワンプ系ロックのノリに通じるゆるくイナタいノリを聞かせる。ちなみに本盤は当時盛り上がっていたノーザンソウルのブームにA面が受けたのか全英チャート50位を記録している。