RAY CHARLES
「Go On Home」


ソウルの高僧、BROTHER RAYことRAY CHARLES。RAYとABCレーベルというと氏の代名詞的なヒット「Georgia On My Mind」をはじめとするポップス系人気の高い作品の印象が強い。が、細かく聴いていくと硬派なソウル/R&B作品も多く、本盤もその好例だろうか、シングル「That's A Lie」のB面「Go On Home」。スピード感のある演奏にRAYとREALETTESがソウルフルな歌唱を聴かせるソウル/R&Bナンバー。作曲はロックやソウル、ジャズと多岐に渡って活躍していたセッション系ギタリストHUGH McCRACKEN。共作者としてクレジットされているMACK PIERCEはMcCRACKENの別名だそうだが、単なる誤植か何かだろうか。本盤は英国配給盤(勿論米国オリジナルはABCから)。英国ではRAYの音源は長らく同じEMI系レーベルのHMVから配給されていたが、前年から同系レーベルのSTATESIDEからの配給となり本盤はSTATESIDEでの2枚目となる。


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