R. DEAN TAYLOR
「There's A Ghost In My House」


カナダ出身、64年にデトロイトの人気レーベルMOTOWNに入社し作曲家として歌手として活動していた歌手R. DEAN TAYLOR。67年に2枚目のシングルとしてMOTOWN傘下のレーベルV.I.P.からリリースされるも鳴かず飛ばずの結果に終わった、この「There's A Ghost In My House」。が、70年代に入り遠い英国の所謂ノーザンソウルのブームで人気を博し、英国での配給権を持っていたEMIがそのブームに当て込んで74年に本盤をリリース、見事全英3位の大ヒットを記録したという、成功まで長い道のりだった1枚(TAYLOR当人は既に他の音源で成功していたが)。典型的なデトロイト産のノリにファズ等ロック的な要素も取り入れたカッコいいブルーアイドソウル作品。作曲はTAYLOR自身と当時のレーベルの人気作曲チームHOLLAD=DOZIER=HOLLANDによる。


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