SAM COOKE
「I Don't Want To Cry」


KEENレーベルでの「You Send Me」の成功に便乗して、古巣レーベルSPECIALTYが57年にリリースし全米総合チャート18位、R&Bチャート1位を記録した「I'll Come Running Back To You」。続くSPECIALTYでの2枚目が本盤「That's All I Need To Know」。前作の路線を踏襲した(というかKEEN音源の路線も同じだけど)、歌唱の魅力をたっぷり詰め込んだメロウな作風。ここではそのB面「I Don't Want To Cry」を紹介。こちらもA面同様にそれまでの路線に沿ったメロウな作風。チャートアクションとしては世間もこの路線にそろそろ飽きたのか全くヒットしなかった。作曲はA面同様に自身の作曲による(名義の最後の‘E’が抜けているが、COOKが本名)。


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