WILSON PICKETT
「I Can't Stop」


「In The Midnight Hour」や「Land Of 1000 Dances」等ATLANTICレーベルでの一連のヒット曲でソウル史に燦然と輝くスター歌手WILSON PICKETT。本盤はそんな氏がATLANTIC前に所属していた、人気R&R/R&B歌手LLOYD PRICEが主催するレーベルDOUBLE Lから63年にリリースした音源を70年(73年という説もある)に英国のPRESIDENTレーベルが配給したもの。オリジナルのDOUBLE L盤では片面のバラード「Down To My Last Heartbreak」がA面に据えられていたが、英国のソウルファンの嗜好性を考えてかノリの良いこの「I Can't Stop」がA面扱いになっている。が、当時のPICKETTの人気の陰りとレーベルの宣伝不足もあったのか分からないが全くヒットしなかった。


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