ED. E. LYNCH
「Little Child」


66年にFONTANAからデビュー、同年に2枚のシングルをリリースした歌手ED. E. LYNCH。本盤は2枚目「Hurt On Love」、ここではそのB面「Little Child」を紹介。ヴィブラフォンを効果的に使った洒落たアレンジのポップス。翌年から本格的に登場するサイケな香りもほのかに香る。作曲したのはハワイ出身の作曲家TOKENAM AW。あまり聞き慣れない名前だが、同じFONTANA所属のグループKATCH 22のシングルも手掛けており、サイケポップ系音源がお好きな方にはお馴染みの名前?アレンジを担当したのは60年代後半に同系レーベルPHILIPSにおいても質の高いサイケポップ風作品を数多く手掛けているHARRY ROBERTS。ちなみにLYNCHはこの後にPAGE ONEに移籍しRIFKINの名義でサイケロックなシングルをリリースすることになる。

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