REY ANTON AND THE PEPPERMINT MEN
「Wishbone」


60年代前半にはソロ歌手として活動、ORIOLEで数枚のシングルをリリースしていた歌手REY ANTON。ビートブーム期には伴奏グループPEPPERMINT MENを従えてブームに便乗、本盤はこの名義で3枚目のリリースとなる。当時のR&B熱に押されたのか、英国でも人気を博した米国はシカゴのブルース歌手JIMMY REEDを思わせるキャッチーなリズムパターンを取り入れた英国産R&Bサウンド。重厚なベースラインやハーモニカ等を配した結構本格的な仕上がり。ちなみにB面「Kingsway」はこの曲のインストヴァージョンのような作品だが、A面の間奏部分にはサックスソロが入るなど微妙に差異を付けている。

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