TRACY ROGERS
「How Love Used To Be」


65年にPOLYDORからデビュー、67年までの在籍の間に計4枚のシングルを残したマイナー系女子歌手TRACY ROGERS。本盤はその1枚目「How Love Used To Be」、ストリングスやピアノ、ホーン等配した豪華な編成での豪華なノーザンソウル調アレンジをバックに新人ながら堂々と彼女が歌う。この曲、コヴェントリー出身の凶暴なフリークビート系グループSORROWSが同年のデビューアルバムでも録音しており、このTRACYのシングルはカヴァーヴァージョンということになるのか?ちなみに彼女は3枚目のシングルでもSORROWSの曲をカヴァーしている(レーベルは違えど事務所が同じだったとか?)。なおプロモ盤ではB面曲である「When I Realise」がA面扱いとなっているが、レギュラー盤である本盤のA面にAという文字が大きく印刷されているところを見ると本リリースの際にこちらをA面にしたのだろうか。

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