VOL.6


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SOUND FILES AVAILABLE. CLICK THE UNDERLINED SONG TITLE

BERNADETTE Come Kiss Me Love /
Let Me Do The Talking
RIM 1967 RIM 2 また出てきましたよ見慣れぬマイナーレーベル。このRIMことREDIFFUSION INTERNATIONAL MUSICは60年代後半に10数枚のシングルを残しており、本作は2枚目のリリース。両面オーケストラを配したゴージャスなアレンジにBERNADETTEなる女性歌手が歌う。彼女は元々はフォーク系歌手のようだが、所謂ガール系が持つ下世話さをあまり感じないのはその為か。ちなみにこのRIM、69年に一度リリースを止めているが10年後に再開、数枚のシングルを再びリリースしている。(12/31 山田)
2800
(税込¥3080)
GIRL
JEFFERSON Baby Take Me In Your Arms /
I Fell Flat On My Face
PYE 1969 7N 17810 ビートグループROCKIN' BERRIESの元リード歌手GEOFF TURTONがJEFFERSONと改名後の3枚目。作曲は人気のMACAULAY=McLEODのコンビ。MOTOWN他米ソウルサウンドの抑揚感覚を英国ポップスに混ぜ込んだ、MACAULAY流込上げ術の究極の形!?この後も仕事を共にするLEW WARBURTONのアレンジ術もそれまで以上に豪華を極めている。しかしここまでクドいと流石に世間は引いたのか全くヒットせず。が、なんとそのクドさが受けてか米国でヒット、第23位を記録。A面とは対照的にバンドの演奏を軸にしたB面も地味ながら味のある作品。(12/25 山田)
3500
(税込¥3850)
MACAULAY
THE MOVE Wild Tiger Woman / Omnibus 」
REGAL ZONOPHONE 1968 RZ 3012 66年にDERAMから「Night Of Fear」でデビュー、その後このREGAL ZONOPHONEに移籍し立て続けにヒットを飛ばした彼等。本作は通算5枚目のシングル。この世代は皆好きだったであろうELMORE JAMES風のブルースギターのフレーズも飛び交う痛快ロック。ベスト盤に収録されるなど所謂定番の印象が強い。が、意外や意外、実は最高53位と地味な結果に終わってしまった1枚。探すとなるとなかなか見つからない1枚だったりする。(12/23 山田)
3800
(税込¥4180)
THE HAMMERS Baby And Me / Little Butterfly
PRESIDENT 1969 PT 247 EQUALSの様な大金をもたらすスター級グループの他、無数のマイナーなグループが在籍するPRESIDENT。今回の1枚はそんなマイナー所から1つピックアップ。ありきたりな名前の彼等HAMMERSは2枚のシングルをリリース、本作はその1枚目。ちょっと時代錯誤的なビート風味の楽曲にマリンバ(?)等を駆使した面白い仕上り。チープなオルガンが印象的な、B級GSみたいなB面も妙に耳に残る。(12/23 山田)
3800
(税込¥4180)
PSYCH ?
SMALL FACES Tin Soldier
IMMEDAITE 1967 IM 062 DECCAからIMMEDIATEへ移籍、時期的にサイケだのスウィンギングロンドンだのと混沌としていた様に彼等のサウンドも多様化。が、根っこはやはりR&Bやソウルから抽出したストレートなロック。本作はそんな彼等の原点回帰のようなソウルフルロックの名曲「Tin Soldier」。PSと共にこのサウンド、聴けば元気百倍の頼もしさ。(12/22 山田)
10000
(税込¥11000)
NICE PS
GEORGIE FAME Everlovin' Woman /
That Ol' Rock & Roll
ISLAND 1974 WIP 6213 ハモンドオルガンやピアノ等鍵盤を相棒に常に時代の音の中を歩いてきたGEORGIE FAME。COLUMBIAからCBS、REPRISEを経て辿り着いたのがISLAND、本作はそこからの1枚目。今回お題にあげたのが米ロック系SSWのJ.J. CALE作品。オクラホマ出身のCALEの音楽はジャズやブルース等をミックスした唯一無二の独特の魅力を持つ。同じくあらゆる音楽をルーツに独自の味付けを施し完全に自身の音にしてしまうGEORGIEとはどこか似ているかもしれない。プロデュースを担当したのは英国ロックの発展に多大に貢献した1人、GLYN JONES。パブロックっぽい自作のB面もオススメ。(12/21 山田)
2800
(税込¥3080)
NON HIT
RUSH HOUR Dedication / Stay Awhile
ANCHOR 1978 ANC 1056 本作はANCHORという74年から78年まで活動していたマイナー系会社からのリリース。マイナーながらもレーベルに羅列された名前を見るとさすがに無視出来ない。A面の作曲者にはGUY FLETCHER=DOUG FLETTという60年代後半に込上げ系ポップスの名曲をいくつも残しているチーム、そしてプロデューサーにはあの大御所IVOR RAYMONDEの名が見える。しかもB面は氏の代表作、DUSTYのヒットで知られる「Stay Awhile」。女性ヴォーカルがリードを取る、原曲のマナーに沿った仕上り。B面ゆえ地味な印象も受けるが曲の良さもあってか、つい何度も聴いてしまう。シックな色合いに可愛らしいデザインのカンパニースリーヴもなかなか味わい深い。(12/20 山田)
1800
(税込¥1980)
NICE SLEEVE
THE KINKS Drivin' / Mindless Child Of Motherhood
PYE 1969 7N 17776 PYEの稼ぎ頭の印象が強い彼等だが、PYE在籍の後期はヒットに恵まれなく探すとなかなか無いシングルもある。本作はその最たる1枚。コンセプトアルバム『ARTHUR〜』に収録されていた作品。RAYの幼少時の家族との思い出がベースとなっていると言われている、ファンにはお馴染みの作品。DAVEのペンによるB面はストレートなロックサウンドに切ないメロディが絡む名曲。(12/20 山田)
9000
(税込¥9900)
NON HIT
PAUL TRAVERS Memories Of Melinda
A&M 1970 AMS 785 TONY MACAULAYといえば1つの作品が氏の本拠地のPYEをはじめ色々なレーベルから沢山のヴァージョンが出ていたりする。業界挙げてのブームを興そうという企てだったのだろうか。この「Memories Of Melinda」も大手・弱小レーベル問わず複数のヴァージョンが存在する作品だが、その中の1枚を紹介。歌うPAUL TRAVERSは時代的にSSW系の人なのか、B面は質素な自作のデビュー盤。当時の業界では「1枚目はとりあえずMACAULAY」というのが無難な売り出し作戦だったのかもしれない。典型的な英ポップス界的アレンジが施された仕上り。他のヴァージョンよりややテンポがゆったりなのはSSWの持つ特有の和みのノリから来るものなのか。(12/13 山田)
2500
(税込¥2750)
PROMO
THE DOWLANDS AND THE SOUNDTRACKS Little Sue / Julie
ORIOLE 1962 45-CB 1748 FAB4の「All My Loving」のカヴァーヒットで英国ビートファンに知られているORIOLEお抱えのデュオDOWLANDS。本作はそんな彼等のバックグループSOUNDTRACKSを従えてのデビュー盤。華々しい門出を祝うようにレーベルがプロデュースを託したのがJOE MEEK。基本EVERLY BROTHERSを指針としたような綺麗なヴォーカルスタイルにフリーキーな音像を残すMEEK独特のサウンドのドッキング。一見ミスマッチな組み合わせだが、この絶妙なバランス感覚、まさにここにMEEKありの良い仕事・・・ヒットしなかったけど。(12/11 山田)
15000
(税込¥16500)
JOE MEEK
SUSAN MAUGHAN I've Got To Learn To Forget /
I Didn't Mean What I Said
PHILIPS 1962 326533 BF 実力派で多くのリリースもあるが、それに反比例してヒットの数は極度に少ない。それを聞いて連想するのがJULIE GRANT、そして彼女SUSAN MAUGHAN。その多くのヒットしなかったシングルはどれも質が高く是非とも紹介したいものが多い。本作もそういった1枚、通算3枚目のまだまだブレイク前の貴重な録音。A面は前年にDECCAで歌手ALAN FIELDINGがリリースした自作をカヴァーした典型的なティーンポップ。そしてB面はSUSAN自身が書いた作品。基本的にはA面同様のティーンポップだが、ほのかにカリプソ的な要素を塗してあったりと興味深い仕上がりとなっている。(12/10 山田)
3800
(税込¥4180)
GIRL
AUTUMN Not The Way She Looks /
Stood Up
PYE 1972 7N 45144 TONY RIVERSのペンによる英国サーフの定番ヒット「My Little Girl」でポップスファンにはお馴染みのAUTUMN。本作は2枚目、先のヒットがあったにもかかわらずリリースはなんと1年後のことだった(泣)。A面は美しいメロディラインを全面に打ち出したバラード調。自作のB面は従来のサーフ路線。しかしタイムラグがありすぎてか全くヒットせず、世間の反応は冷たかった・・・(12/8 山田)
2800
(税込¥3080)
PROMO
KENNY LYNCH Mister Moonlight
COLUMBIA 1968 DB 8329 60年代初頭からショービズの世界で活躍。歌手、作曲家、俳優等々肩きも多い。我々英ポップス好きにはSMALL FACES等への楽曲提供、そしてWINGSの『BAND ON THE RUN』のジャケの1人としてお馴染みか。歌手としては相当数のシングルをリリース、カヴァーもあるがその作曲術を活かし多くの良質なオリジナルを残している。本作はそんな数多くのうちの1枚、作曲の相棒にCLIVE WESTLAKEが名を連ねている。60年代後半らしいグルーヴィという表現がピッタリの作風。そんな作品に粋なアレンジを施したのは当時着々と実力を付けていたJOHNNY HARRIS。(12/7 山田)
3800
(税込¥4180)
POP
NIRVANA Pentecost Hotel
ISLAND 1967 WIP 6020 ALEX SPYROPOULOSとPATRICK CAMPBELL-LYONSの2人を中心としたポップサイケのユニットNIRVANA。本作は彼等の2枚目。美しく紡がれたメロディとほどよく込上げてくる展開に涙腺が刺激される。まさにこの時代の美味しい所を凝縮したような1枚。プロデュースはレーベルオーナーCHRIS BLACKWELL、アレンジはSYD DALEが担当。(11/27 山田)
6000
(税込¥6600)
POP PSYCH
RONNIE LANE One Step
GEM 1980 GEMS 19 病や所有していた農場の閉鎖等RONNIEにとっては大変な時期だったこの頃。そんな中で多くの音楽仲間達が協力して仕上げたアルバム『SEE ME』、本作はそのアルバムからの唯一のカット。本作がRONNIEの最後のシングルとなってしまった。(11/1 山田)
3800
(税込¥4180)
PROMO
HELEN SHAPIRO Today Has Been Cancelled /
Face The Music
PYE 1969 7N 17714 ほんの一瞬だったが人気女子歌手として一時代を築き、COLUMBIAに貢献したHELEN SHAPIRO。その後は泣かず飛ばず、そのCOLUMBIAとの契約も打ち切られ、次に向かったのがやはり大手のPYE。都落ち(失礼!)の歌手はどう扱われるのかと心配したがこれが結構豪華なアレンジのVIP待遇。歌謡曲にも似た爽やかな典型的60年代後半のポップサウンドが心地良い。ピアノが洒落たB面も隠れた人気曲。アレンジを担当したJOHNNY ARTHEYはポップスからレゲエまで手掛ける才人、この人に託して本当に良かった・・・売れなかったけど。(10/31 山田)
3500
(税込¥3850)
GIRL
THE KINKS Ducks On The Wall
RCA 1975 RCA 2546 まんまな邦題「アヒルの壁掛け」で我が国のファンにはお馴染みの1曲。当時熱を持っていたパブロック系を意識してか、シンプルなロックンロール。それまでの不調だった売り上げも巻き返す勢い溢れるサウンドだったがまったくヒットせず。同路線のB面「Rush Hour Blues」はRAYお得意の諧謔とペーソスが入れ混じった世界観。(10/30 山田)
3500
(税込¥3850)
定番
GENO WASHINGTON AND THE RAM JAM BAND Que Sera Sera / All I Need
PICCADILLY 1966 7N 35346 カヴァー曲、凝りすぎて奇をてらったアレンジだと色物的印象を与えかねない。が、このソウル歌手GENO WASHINGTON率いるRAM JAM BANDはちょっと違う。女性歌手DORIS DAYの歌唱で知られるスタンダード「Que Sera Sera」。それを豪快な体育会系ソウルアレンジでカヴァー。ここまで徹底していると実に痛快、潔さを感じずにはいられない。完全にアレンジの勝利。片面「All I Need」は同じPICCADILLY所属のソウル系歌手EBONY KEYESのペンによる洒落たポップソウル(ちなみに以前紹介したAMBOY DUKESも録音している)。(10/27 山田)
2200
(税込¥2420)
NICE COVER
BILLY PRESTON That's The Way God Planned It
APPLE 1969 APPLE 12 FAB4のセッション等を経て自身のAPPLE第一弾リリース。ルーツ音楽のゴスペルを基に独自のROCK 'N' SOULのサウンドを提示した名曲。B面「What About You」もファンキーなノリがカッコいい。レーベルも力を入れてか厚手のPS付きだった。(10/22 山田)
2800
(税込¥3080)
with PS
LON SATTON The Love I See In Your Eyes
CBS 1974 S CBS 2016 米国はフィリー出身の舞台俳優LON SATTON氏、60年代から舞台出演の為度々渡英し活躍、その時分からポップシングルをリリース。本作は74年リリース、作曲とプロデュースを担当したのは同じ渡英組JOHNNY JOHNSONのシングルを手掛けたBIDDU。当時のトレンドであるノーザンソウルの風味も少し効かせたポップソウル。キャッチーな作風と舞台で鍛えた渋めの声質のマッチングは他では得難い魅力がある。(10/19 山田)
2800
(税込¥3080)
UK SOUL
THE MERSEYBEATS 「 I Love You, Yes I Do /
Good Good Lovin'
FONTANA 1965 TF 607 マージーシーンから出てきたその名もMERSEYBEATS。結構黒っぽいカヴァーがウリの1つだが、泣きのロッカバラード「I Love You, Yes I Do」のB面の選曲が凄い。なんとJAMES BROWNという筋金入りの人の楽曲、軽快なテンポの初期R&B時期のもの(1959年作品)。これがロンドンのグループならもっとずっしりしたファンキーな楽曲を選ぶのだろうが、これも地域柄かロック色濃厚な選曲。こういった地域別の聴き比べも英国ビート鑑賞の魅力の1つ。(10/16 山田)
1800
(税込¥1980)
UK BEAT
THE PIONEERS Give And Take / Pride And Passion
TROJAN 1971 TR 7846 渡英、活躍しロックサークルの間でも高い評価を得たレゲエ歌手JIMMY CLIFF。そんな氏を見習ってかジャマイカからやって来たソウルテイスト溢れる三人組PIONEERS。名門TROJANと契約しシングルやLPを発表。本作はその1枚、両面CLIFF氏の作品を取り上げた、しかも氏直々のプロデュース。2曲とも60年代にソウルアレンジで氏が歌っていたものだが、こちらは完全レゲエなスタイル。このソウルとレゲエの絶妙なバランス加減が功を奏し全英第35位を記録。(10/15 山田)
2000
(税込¥2200)
REGGAE
THE POWERHOUSE Raindrops / La Bamba
DECCA 1966 F 12507 POWERHOUSEというとERIC CLAPTONやSTEVE WINWOODが結成した即席バンド、はたまた本牧のブルースロックを連想する。が、こちらはマンチェスター出身のビートグループ。A面は米R&B歌手DEE CLARKの名バラードのカヴァー。そしてB面、あのラテンポップの定番曲。これをパーティー感覚溢れるモッドなサウンドに仕上げてしまった。曲中GEORGIE FAME等の名前が出てくるところは興味深い。(10/13 山田)
4800
(税込¥5280)
UK BEAT
BILLY FONTAYNE Just One More Chance /
I Just Had A Letter
ORIOLE 1963 45-CB 1862 まだまだ全貌が掴めきれない奥深いレーベルの世界。そんな中の1つがこのORIOLE。どのアーティストも一筋縄ではいかない異彩を放つが、このBILLY FONTAYNEなる歌手も謎の1人。HONEYCOMBSのDENIS D'ELLにも似たハイトーンの歌声が特徴的な彼。A面はカントリー調の楽曲だが途中メロウな展開を見せるところは実に洒落ている。B面はロカビリーテイストを散りばめた、微妙な時代錯誤感とビート時代の疾走感が交差した絶妙な仕上り。(10/9 山田)
2800
(税込¥3080)
ROCKABILLY
TOMMY WATT AND HIS ORCHESTRA Grasshopper Jump
PARLOPHONE 1957 45-R 4281 パープル地に輝くゴールドのPARLOPHONEロゴ。この独特の品格溢れる50年代のレーベルから流れる音とは?「プ〜ン」という、タイトルの‘バッタ’を表現した浮遊感漂う擬音的フレーズが印象的な本作。奏でるのはバンドリーダーTOMMY WATT率いるビッグバンド系ジャズ楽団。後の60年代のスペースエイジにも通じる未来観を提示したような革新的音作り。(10/8 山田)
1800
(税込¥1980)
UK JAZZ
MISTER MURRAY Down Came The Rain /
Whatever Happened To Music ?
FONTANA 1965 TF 623 相棒PETER CALLANDERと共に数々の名曲を英国ポップス史に残してきた我等が名作曲家MITCH MURRAY。自身でもプロジェクトや変名で数々の録音を残しているが提供楽曲とは裏腹にヘンテコな楽曲が多い。今回紹介するこのシングルもそんな1枚。シットリ美しく始まったと思ったら急展開、突然がなり散らすような歌唱を聞かせるノヴェルティソング。B面はコミカルなオールドタイミィ調。こんなシングルが出せるのも普段の業績の賜物なのだろうか・・・(9/27 山田)
1800
(税込¥1980)
NOVELTY
HARMONY GRASS Move In A Little Closer Baby
RCA 1968 RCA 1772 我々レコード愛好家に嬉しい悲鳴を上げさせ涙(うれし涙?)を流させる。レコードにはそんな要素が多く存在するが、そのうちの1つがレーベルデザイン。ことに変換期には1枚のシングルに複数のレーベルが付随する場合もある。本作もそんな好例、RCAがブラックからオレンジ色に変わる時期でのリリース。こちらの方が珍しい。(9/17 山田)
4000
(税込¥4400)
黒レーベル
DUNCAN BROWNE Journey
RAK 1972 RAK 135 60年代にIMMEDIATEからデビュー、その独特の音楽センスは音楽シーンの中で氏を特有な存在にした。そして70年代に入りよりキャッチーに発展、そしてついに本作で全英27位を記録。フォーキーな音作りを基盤にシンセ等を加味して独自のSSW観を展開。この進歩的なアレンジは試行錯誤の結果なのか天然のセンスの賜物なのか。近年のSSW系サウンドにも通じるモダンさは若い世代をも魅了するにちがいない。(9/12 山田)
1800
(税込¥1980)
SSW
THE WILDWOODS (It's No) Sin /
What Am I To Do
PHILIPS 1966 BF 1507 いずみたく等、昭和な歌謡曲っぽいイントロから身を委ねたくなるこの安心感。原曲は英国でも人気を博した米歌手JIM REEVESの61年作。歌うWILDWOODSはコレ一枚のみ残して消えていった、コーラス隊なのか楽団編成なのか分からない謎のグループ。地味なんだけど何故か何度も針を落としたくなる良い曲なんだなぁ。しっとりマイナー調のB面もグッとくる。(9/10 山田)
1000
(税込¥1100)
POP
ENGELBERT HUMPERDINCK The Last Waltz
DECCA 1967 F 12655 8月下旬、夏ももう終わり・・・最後に素敵な誰かと‘SHALL WE DANCE’。そんな時にはワルツはいかが?軽くステップ踏んで最後にチーク。オススメはやはりこの曲で決まり。程良い品の良さと下世話さの見事なブレンド加減、REED=MASONの最高の仕事と名高い傑作。(8/29 山田)
1500
(税込¥1650)
定番
DIANA ROSS & THE SUPREMES Love Child
TAMLA MOTOWN 1968 TMG 677 スリリングなイントロ、心の琴線に触れるマイナー調の美しいメロディ。それまで乙女チックなラブソングばかり歌ってきた彼女達。が、本作では当時の社会的問題にメッセージを投げかけた衝撃作で見事に成長の跡を残した。後の70年代ソウルの主流となるニューソウルの先駆け的な作品。社長BERRY GORDYが直々に指揮、R.DEAN.TAYLORやFRANK WILSON等レーベルの腕利き作曲家を集め書かせただけあった。英国では第15位のヒットを記録。(8/23 山田)
1800
(税込¥1980)
SOUL, R&B
THE MAGISTRATES Here Come The Judge
MGM 1968 MGM 1425 法廷でのやり取りのSEを駆使した奇妙なイントロ、ファンキーなリズムに乗ってグルーヴィなオルガンや素っ頓狂な女性ヴォーカルが曲中駆け回る。こんな曲一体誰が?と正体を調べると何と60年代初頭に数々のヒットを飛ばしたフィラデルフィア出身のDOVELLSの残党達によるもの。よく似ているがお笑い系ソウル歌手PIGMEAT MARKHAMがヒットさせた同名曲のカヴァーではない。(8/17 山田)
1500
(税込¥1650)
FUNKY
SANDIE SHAW How Can You Tell
PYE 1965 7N 15987 PETULA CLARKやKINKSと並ぶレーベルのスターSANDIE SHAW。そんな彼女も全てが大ヒットというわけではなく、小・中ヒットも多い。このシングルも全英第21位と彼女にしては地味なチャートアクションだった。が、その出来栄えといえば素晴しいの一言。かすかに聞こえるオルガンにホーンのアレンジがお洒落。勿論この完成度に行き着くのは彼女の歌唱力あってのもの。作曲は勿論CHRIS ANDREWS。(8/13 山田)
2200
(税込¥2420)
GIRL
RAB NOAKES Wait A Minute
A&M 1972 AMS 7043 スコットランド出身のSSW系歌手RAB NOAKES、本作は氏の2枚目のアルバムからのカット。ロックテイストも感じられるA面にシンプルなフォークサウンドのB面。プロデュースは初期のBOB DYLAN等を手掛けたBOB JOHNSTON。(8/9 山田)
2500
(税込¥2750)
SSW
FREDDIE AND THE DREAMERS 『 You Were Made For Me 』
CLICK & PLAY Money
COLUMBIA 1964 SEG 8302 彼等の3枚目のEP。シングルヒットしたタイトル曲をはじめとする充実した内容。中でも「Money」や「Zip-A-Dee-Doo-Da」等黒っぽい選曲もポイントの1つ。普段のシングルヒットでは聴けないワイルドな彼等に会える。(8/3 山田)
2500
(税込¥2750)
UK BEAT
THE BIG THREE By The Way / Cavern Stomp
DECCA 1963 F 11689 マージーシーンの荒くれビート侍三人衆の2枚目のシングル。A面は当時売り出し中だった作曲家MITCH MURRAYの作品。氏特有の甘くポップな楽曲に例のやさぐれた演奏が見事にマッチした完成度高いマージービート。B面は彼等の根城CAVERN CLUBをタイトルに持ってきた豪快な自作曲。(7/20 山田)
3500
(税込¥3850)
UK BEAT
THE FOURMOST I'm In Love / Respectable
PARLOPHONE 1963 R 5078 ヒットしたデビュー曲「Hello Little Girl」に続く2枚目の本作も引き続き同郷のLENNON=McCARTNEY作品。前作は全英第6位と健闘したが今回は17位止まりだった。B面は米R&BグループISLEY BROTHERSの初期の代表曲の1つ。同時期にYARDBIRDSもライブ盤で取り上げていたりと英国ビート勢にとっては馴染みの作品なのだろうか。(7/17 山田)
2500
(税込¥2750)
UK BEAT
ST. LOUIS UNION Girl / Respect
DECCA 1966 F 12318 モッズ族が集うマンチェスターの伝説のクラブTWISTED WHEELを根城に活動していたR&Bグループのデビュー盤。この時代の黄金ルール、デビュー作はとりあえず無難にセールスが取り易いBEATLES楽曲。そのルールが見事当たり、全英第11位を記録。B面は本来の彼等の持ち味を活かしたOTIS REDDINGのカヴァー。(7/16 山田)
3800
(税込¥4180)
UK BEAT
CY TUCKER WITH EARL PRESTON'S T-T's My Prayer
FONTANA 1963 TF 424 地元民はよく知っている、リバプール裏街道の王道楽曲。原曲は米コーラス隊PLATTERSのヒットで知られるスタンダード。歌うTUCKERは本来PRESTONのバックバンドT-T'sのギタリスト。本国ではすでに過去の産物であろう古い楽曲を独自の味付けで蘇生させた。B面「High School Dance」も同様に米国産楽曲をカヴァー。ロンドン等他地域とは違う、このリバプール勢特有の米国再発見、新解釈はいつ聴いても興味深い。(7/13 山田)
3800
(税込¥4180)
UK BEAT
THE BYSTANDERS 98.6 / Stubborn Kind Of Fellow
PICCADILLY 1967 7N 35363 ウェールズ出身、ハーモニーを得意としていた実力派グループBYSTANDERS。本作は米国のアイドル歌手KEITHのヒットカヴァー。原曲の魅力を損なうことなく忠実に演奏、全英第45位を記録。B面は本来のR&Bをベースとしていた彼等の音楽的趣味を反映したMARVIN GAYEの代表曲のカヴァー。この後彼等はプログレッシヴなグループMANに発展、色々と物議を醸し出すハレンチソングで有名になることに。(7/5 山田)
3800
(税込¥4180)
MOD
THE JOHN SCHROEDER ORCHESTRA You've Lost That Lovin' Feelin'
PICCADILLY 1965 7N 35253 PYEの傘下レーベルPICCADILLYのプロデューサーとして大活躍中だった若手ホープJOHN SCHROEDER。60年代のマナーに従って、自身が指揮するインストプロジェクトも発足。本作は時のヒット、RIGHTEOUS BROTHERSの名曲をイージーラウンジ調にカヴァー。上品なストリングスの合間に音楽業界の混沌とした事情も見えてくる!?リードのトランペットの音色はジャマイカ出身の著名な奏者RICO RODRIGUEZの様で味わい深い。(6/26 山田)
2000
(税込¥2200)
INST
PETER SELLERS A Hard Day's Night / Help !
PARLOPHONE 1965 R 5393 数多いFAB4カヴァーでもこれほど珍しいヴァージョンもないんじゃなかろうか?主役は英国が生んだ最高の喜劇役者PETER SELLERS。が、歌うのではなくシェークスピア劇の‘RICHARD III’風に氏が淡々と歌詞を読み進める。しかも全英第14位のヒットを記録。こういう盤が売れてしまう英国は不思議だ・・・(6/23 山田)
2500
(税込¥2750)
珍盤
MARK WYNTER It's Almost Tomorrow
PYE 1963 7N 15577 正月に開催した特集も好評だった英ティーンポップの王子MARK WYNTER。ティーンポップというと弾けた印象が強いが、彼の場合はそれと大人的クルーナーのちょうど中間的スタイル。そんな稀有な特性が良く出た好例的な1枚。氏の代表的ヒット「Venus In Blue Jeans」を彷彿とさせる。この絶妙な感覚が背伸びしたい女子に受けた気がする(親御さんの受けも良かったか?)。(6/21 山田)
1500
(税込¥1650)
TEEN
THE WHO Join Together
TRACK 1972 2094-102 グループとオーディエンスの一体感とも連想させる、開放感あふれるダイナミックなロックサウンド。実際ライヴでは「My Generation」等彼等の代表曲と繋げて度々演奏している、見せ場的な作品。タイトル含めそういう場にはもってこいの楽曲だからか近年もベネフィット系ライヴで共演者等と演奏している。(6/12 山田)
2500
(税込¥2750)
ROCK
SANDIE SHAW I'll Stop At Nothing /
You Can't Blame Him
PYE 1965 7N 15783 スウィンギングロンドン華やかし60年代の英国ポップスのトレンドの1つ、BACHARACHサウンド。英音楽業界の作曲家やアレンジャー達はこぞって氏の作風を意識した作品を制作。全英第4位を記録したこの曲もBACHARACHの影響が少なからず感じられるアレンジ。そして同じくこの時期のトレンドだったのがMOTOWNを中心としたソウルサウンド。B面はまさにそんな影響を受けた(MARY WELLSの「My Guy」あたりか?)グルーヴィな作品。(6/11 山田)
¥2000
(税込¥2200)
GIRL
WAYNE FONTANA AND THE MINDBENDERS Little Darlin'
FONTANA 1964 TF 436 マンチェスターが生んだビート伊達男WAYNE FONATANA率いるグループの3枚目のシングル。後にブレイクするアーバンなR&B風味ではなくこの時期の彼等は50年代の古き良き米国嗜好が強い。本作も50年代のドゥーワップのグループDIAMONDSの定番曲のカヴァー。そういえばFONTANAという芸名もELVISのグループのドラム奏者D.J.FONTANAから拝借してるんだっけ・・・そんな錯誤感も彼等特有の魅力となっているのは興味深い。(6/9 山田)
6000
(税込¥6600)
UK BEAT
GRAHAM GOULDMAN Sunburn
MERCURY 1979 SUNNY 1 ビートブーム期から作曲家兼演奏者として英国ポップ界に多大な貢献をしてきた才人GRAHAM GOULDMAN。本作は同名映画のテーマソング、録音は勿論、根城のSTRAWBERRY STUDIOS。70年代半ばあたりのGEORGE HARRISONにも通じる暖かい作風に癒される。全英チャート第52位と小ヒットを記録。(6/6 山田)
1500
(税込¥1650)
SOLO
THE NEW FACES Someday
DECCA 1968 F 12862 男2人、女1人のトリオグループNEW FACES。元々はフォーク系だったが本作では時代を反映したポップスで勝負に出た。何処か欧州的な香りもするメロディだなぁと思っていたら、原曲はユーロヴィジョン・コンテストにオランダから参加した歌手RONNIE TOBERの作品。「Penny Lane」を思わせる高音トランペットにMOVEっぽい弦アレンジ。まさにこの時代の美味しい所を詰め込んだような贅沢な仕上りに酔いしれる。(6/5 山田)
3000
(税込¥3300)
POP
LULU I'm A Tiger / Without Him
COLUMBIA 1968 DB 8500 COLUMBIA後期のリリース。シンプルなフレーズが印象的な作品、全英第9位を記録。作曲はこの時期意外と良い作品を書いていたMARTY WILDEとRONNIE SCOTTのチーム。B面はCILLA BLACKも録音しているNILSSON作品。彼女にしてはシットリ歌った印象があるが、ややサイケな香りもあったりと興味深い仕上り。(6/4 山田)
2500
(税込¥2750)
GIRL
THE PRETTY THINGS Cry To Me / Get A Buzz
FONTANA 1965 TF 585 「Rosalyn」や「Don't Bring Me Down」等のやさぐれR&Bビートでお馴染みPRETTY THINGS。そんな彼等が得意とするもう1つのサウンドがメロウなR&B/ブルース。本作はディープ系ソウル歌手SOLOMON BURKEの名唱で知られる定番曲。同系グループのSTONESとはまた違うルーズさが出た魅力的な仕上り。自作のB面はもっさりしたファンキーなR&B。こちらは「Get A Bus」というミススペル盤も存在するらしい・・・(5/29 山田)
7000
(税込¥7700)
UK BEAT
DOUG SHELDON Let's Make A Habit Of This /
I Was Alone
DECCA 1963 F 11654 役者としても活動していた歌手DOUG SHELDON。61年にDECCAからデビュー、良質なティーンポップ系音源をリリース。本作はDECCAでの最後から2枚目、MITCH MURRAYとLES REEDによる共作。軽快なリズムに乗ってゴキゲンな歌を聞かせてくれる。自作のB面はDEL SHANNONを意識した様な作風。(5/25 山田)
2800
(税込¥3080)
TEEN
FREDDIE AND THE DREAMERS 『 If You Gotta Make A Fool Of Someday 』
CLICK & PLAY The Viper
COLUMBIA 1963 SEG 8275 そのノヴェルティ極まるパフォーマンスはビート界見回しても他におらず、まさに唯一無二のキャラを誇る彼等。本作はヒットしたタイトル曲を含むEP1枚目。中でも聴き所は本EPのみ収録の楽曲「The Viper」。彼等の魅力を凝縮したかのような濃厚な(?)内容。(5/24 山田)
2800
(税込¥3080)
UK BEAT
GERRY AND THE PACEMAKERS I'm The One / You've Got What I Like
COLUMBIA 1963 DB 7189 この白地に輝くAマーク・・・先に紹介したTOM JONESも然り、嬉しい定番のプロモ盤。今回の主役はマージーシーンの人気者GERRY AND THE PACEMAKERS。両面自作で勝負した4枚目、全英第2位を記録。(5/16 山田)
4000
(税込¥4400)
PROMO
COZY POWELL The Man In Black
RAK 1974 RAK 173 60年代にはビートグループ、70年代はJEFF BECK GROUPやRAINBOW等に参加、そして80年代以降はヘビメタを演奏。氏の歩んだ軌跡はまさに英国ロックの軌跡、本作はそんな氏のソロ2作目。氏が叩き出す重厚なビートに鍵盤やハンドクラップが絡み途中テンポが変わるなどプログレッシヴな展開も見せる。しかしこの凝り過ぎた作風が裏目に出てかヒットに至らず。(5/12 山田)
1500
(税込¥1650)
INST
TOM JONES Delilah / Smile
DECCA 1968 F 12747 青地に美しく渋い輝きを放つ銀色・・・英国シングル好き萌え必至のDECCAのプロモ盤特有のレーベルデザイン。しかも大ヒットした、所謂定番となると更に萌える。本作は濃厚咆哮男TOM JONESの、世の奥方を虜にする十八番「Deliah」のプロモ盤。BARRY MASON=LES REED作品の豪華さが更に引き立つよう。JOHNNY HARRISによるゴージャスなアレンジのダンサブルなB面も隠れた作品。(5/9 山田)
3000
(税込¥3300)
PROMO
CLIFF BENNETT AND THE REBEL ROUSERS I Have Cried My Last Tear /
As Long As She Looks Like You
PARLOPHONE 1965 R 5317 ロックンロール歌手からビート期にはバンド編成で見事に脱皮、R&Bに活路を見出したCLIFF BENNETT。そんなスタイルが定着した時期の、なんともう10枚目のシングル。A面ではニューオリンズR&Bに挑戦。あの独特の土地臭さ、自身の野太いヴォーカルで見事に立ち向かった好感持てる仕上り。B面の自作はCURTIS MAYFIELDを思わせる作りにおもわずニヤっとしてしまう。今回も実に質の高い仕上りだがいつものごとくチャートから見放された・・・(5/8 山田)
2800
(税込¥3080)
UK BEAT
TONY BURROWS The Humming Song
BELL 1971 BLL 1140 数々のグループでリードヴォーカルを担当、ビッグヒットを飛ばしてきた名セッション歌手TONY BURROWSの貴重なソロ音源。作曲は我等がTONY MACAULAY、控えめな高揚感がTONYの優しい声質と絶妙にフィット。サビへ向かう展開にはこの時期のBELLおよび英国ポップス好きには堪えられない。アレンジはMACAULAYの右腕的存在LEW WARBURTONが担当。(5/5 山田)
2800
(税込¥3080)
MACAULAY
DANIEL BOONE Annabelle
PENNY FARTHING 1972 PEN 791 我が国でも星児共々ビッグヒットを記録した「Beautiful Sunday」のこの人。「その他の曲といえば・・・」と考えると思い浮かばず、先のヒットに尽きるのか?いやいや60年代から表と裏の両舞台で活躍していた氏、他の作品もなかなか侮れない。本作も理屈抜きに楽しめる歌謡ソウル風味が素敵なシングル。60年代以降のポップスのあらゆる要素が詰まったようなB面もオススメ。(5/3 山田)
1200
(税込¥1320)
POP
CLIFF RICHARD AND THE DRIFTERS Living Doll
COLUMBIA 1959 45-DB 4306 今も現役アイドル、英国の至宝CLIFF RICHARD。本作は3枚目のシングル、SHADOWSがまだDRIFTERS名義だった時期の貴重な音源。音数の少ない、タイトな演奏にCLIFFが艶っぽさを醸し出すように歌う渋めのロカビリー。トップ10入りした前2作よりも地味目だった為か本作は20位止まりだった。(4/28 山田)
2000
(税込¥2200)
R 'N' R
MANFRED MANN Just Like A Woman / I Wanna Be Rich
FONTANA 1966 TF 730 HMVレーベル在籍時からBOB DYLAN楽曲を取り上げ、ヒットさせてきた彼等MANFREDS。ヴォーカルのチェンジ、それに伴うレーベル移籍で新たに再出発に選んだのもそのDYLAN楽曲だった。今回も素敵な仕上がりで見事全英10位を獲得、幸先の良いスタートを切った。このFONTANAで作曲術を開花させたMIKE HUGGのB面もオススメ。(4/21 山田)
2500
(税込¥2750)
KEITH WEST Sam
PARLOPHONE 1967 R 5651 ドイツが生んだポップ職人MARK WIRTZの壮大なプロジェクト‘A TEENAGE OPERA’。そこから大ヒットを記録したのがKEITH WESTが歌った「Excerpt From A Teenage Opera」。本作はそれに続く第2弾。今回もゴージャスなアレンジや子供コーラスを導入した大掛かりな作風。前作以上にプログレッシヴに展開、やや凝り過ぎた為かチャートも38位止まりだった。WIRTZのインストプロジェクトによるB面もこれまたWIRTZ節が炸裂した作品。(4/18 山田)
3800
(税込¥4180)
WIRTZ
THE BIG THREE 『 The Big Three At The Cavern 』
CLICK & PLAY What'd I Say
DECCA 1963 DFE 8552 三匹のビート侍BIG THREE、本EPは彼等の地元の名門CAVERNでの実況盤。ビート族の教科書的なRAY CHARLESやCHUCK BERRY等のカヴァーに自作を織り交ぜた全4曲のR&Bビート天国。その場で男子は雄叫びを、ギャルが黄色い歓声を上げている様が頭に浮かぶ臨場感。(4/17 山田)
8000
(税込¥8800)
UK BEAT
THE MANHATTAN BROTHERS Wimoweh
COLUMBIA 1964 DB 7274 ポップス!?ジャズ!?一体何??。その掴み所の無いサウンドでお馴染みCOLUMBIAレーベルのLANSDOWNEシリーズ。今回紹介するシングルはそのシリーズからの1枚。名前からして米国から来たグループの様なニュアンスが感じられるが彼等は南アフリカ出身のコーラスグループ。アフロ・トラディショナルを英ポップス界に浸透させるべく(?)ポップかつ洒落たアレンジで仕上げた。そんなアレンジを担当したのはこの時期ティーンポップ系を中心に良質なポップスを手掛けているKEN JONES。(4/2 山田)
2800
(税込¥3080)
CHORUS
MARTY WILDE Abergavenny
PHILIPS 1968 BF 1669 日本にいる音楽好きの方の99.9%にはチンプンカンプンな曲名だろうが、残りの0.1%である私がここにいる事はレコード屋冥利に尽きる。音楽、レコードとは無関係な曲名だけれども、やっぱりこの曲はこのタイトルじゃなきゃダメなんだよなあ。硬派なロッカーだったワイルドも、この時期はチョビ髭生やして蝶ネクタイで楽しそうにエンターテナーをしていた。本国では沈んだが、米国ではSHANNON名義でヒット、欧州各国でもチャートインした。(3/30 斉藤)
3000
(税込¥3300)
HAPPY POP
THE ELECTRIC BANANA Groovy Baby Bubble Gum Music /
I'll Have To Live My Life Without Music
RCA 1970 RCA 1931 サイケグループの様な名前に反して可愛らしいタイトル通りのバブルガムサウンド。が、随所に鳴っている浮遊感あるオルガン、実は元々サイケだったりして。プロデュースは仕掛けのプロJOHNATHAN KING。(3/23 山田)
3000
(税込¥3300)
BUBBLE GUM
SOUTHERN COMFORT I Sure Like Your Smile /
Return To Frog City
HARVEST 1971 HAR 5039 IAN MATTHEWSが率いたフォーキーなグループSOUTHERN COMFORT。氏の脱退後、移籍したHARVEST時代のリリースはセールス的に不遇あった故どれも珍しい。本作も軽快な典型的サウンドが楽しめる。70年代刑事ドラマの様なインスト曲のB面、この哀愁もたまらなくロック心をくすぐる。(3/21 山田)
1800
(税込¥1980)
BARRY MASON Misty Morning Eyes / Take Your Time
DECCA 1966 F 12401 レーベル社長、プロデューサーといった業界の裏方系人脈もかつては歌手としてリリース歴もあったりする。LARRY PAGEやMICKE MOST、GLYN JOHNS等々大物達だ。同様にプロの職業作曲家にもそういった類は結構あって今回紹介するBARRY MASONもそんな好例。FAB4の「Michelle」をフランス趣味で演出したようなメランコリックなポップにティーンポップ風味のB面。勿論両面共に相棒LES REEDとの共作。(3/19 山田)
2800
(税込¥3080)
POP
EIRE APPARENT Rock 'N' Roll Band /
Yes I Need Someone
BUDDAH 1972 2011-117 後にGREASE BANDやWINGSで活躍するHENRY McCLLOUGHが在籍した、北アイルランド出身のグループEIRE APPARENTからの1枚。元ANIMALSのCHAS CHANDLERに見出された縁でか本作はJIMI HENDRIXがプロデュース。ストレートなロックを聞かせるA面にサイケ風味のB面。JIMI自身は演奏に参加していないがギターを全面に出した仕上がりは氏ならではか。本盤は69年に出たシングルの再リリースタイプ。(3/13 山田)
4800
(税込¥5280)
JIMI
THE STRANGELOVES Cara-lin
IMMEDIATE 1965 IM 007 McCOYSの配給ヒットで気を良くしたIMMEDIATE、次なるヒットを目論んで英ポップス界に送り込んだのが彼等の音源。FELDMAN=GOLDSTEIN=GOTTEHERの作曲家チームによるガレージ的ユニットの代表曲。ドコドコと鳴る問答無用の痛快ビート、英ティーン達には刺激が強すぎたかチャートには入らなかった。(3/12 山田)
3800
(税込¥4180)
US BEAT
THE MERSEYBEATS I Stand Accused
FONTANA 1965 TF 645 初期はその名の通りマージービートを奏でていた彼等。その後の進化形ユニットMERSEYSで見られる実験精神・向上意欲はこの時期からもすでに窺える。躍動するビートにファズ、鍵盤が絡む洒落たアレンジに更なる音楽的高みを望んでいるような印象を受ける。本作を作曲したのはZOOT MONEY等に楽曲を提供し、自身もリリースのある歌手TONY COLTONとRAY SMITHのチーム。ちなみにフェイドアウト部分でドラ(?)を叩いているのはKEITH MOON。(3/8 山田)
4800
(税込¥5280)
UK BEAT
THE KING BROTHERS 『 There's No Business -
Like Our Business 』
CLICK & PLAY The Tupperware Bridge
TUPPERWARE 1967 7ES.25 50年代から兄弟だから出来るその美しいコーラスワークで世間を魅了してきたジャズコーラス3兄弟KING BROTHERS。60年代後半はヒットには恵まれなかったが、業界受けは良かったのかこういった仕事もこなしていた。本作はタッパーウェアの普及大会のロンドン大会の為に特別に製作されたEP。全編ゴージャスなアレンジに乗って兄弟が歌いまくる。南国調ありマーチありと楽曲群も充実。EMI系のプレスによるカスタムレーベルも素敵。(3/7 山田)
3500
(税込¥3850)
企業モノ
GREGORY PHILLIPS
WITH THE REMO FOUR
Everybody Knows / Closer To Me
PYE 1964 7N 15593 IMMEDIATE等でもシングルを残した、子役上がりのアイドル歌手GREGORY PHILLIPS。このPYEでは3枚のシングルを残し本作は2枚目。伴奏を担当したのはリヴァプールの技巧派グループREMO FOUR。安定しつつも適度にやさぐれた伴奏をバックにたどたどしい歌唱が絶妙なグルーヴを生み出す、まさにマージービートの鑑。A面の楽曲を提供したのは我等がMITCH MURRAY。程良いティーンポップ感覚はオールディーズファンに心にも響くはず。(2/28 山田)
4800
(税込¥5280)
UK BEAT
BEAU BRUMMELL ESQUIRE
AND HIS NOBLE MEN
I Know, Know, Know / Shoppin' Around
COLUMBIA 1965 DB 7447 南アフリカ出身のロック青年MIKE BUSHは成功を望むべく渡英、19世紀の洒落モノ男BEAU BRUMMELLの名を芸名に頂戴した。そして家来(?)HIS NOBLE MENを率いてCOLUMBIAと契約、本作はその1発目。自作のA面に米オールディーズの匂いも香る様なB面。プレスリー風やさぐれ唱法と時のトレンドのビートサウンドが絶妙にはまった。ホーンとオルガンを巧みに使った煌びやかなアレンジも名前に負けていない。(2/17 山田)
2800
(税込¥3080)
UK BEAT
JOHNNY SHADOW & DANNY GAVAN Golli Guitar / The Week
PYE 1963 7N 15529 ビートブームまっさかりに素っ頓狂なサウンド「Golli Golli」(在庫有)で登場した変なビートデュオの彼等。本作は第1作に続いて更にパワーアップしたGOLLIシリーズの第2弾。タイトルが示す様にソロを入れるなどギターに焦点を当てたよりビート志向の高い仕上がり。しかし彼等の‘ゴリ押し’な努力(?)も虚しくGOLLIブームは来なかった・・・(2/3 山田)
3500
(税込¥3850)
UK BEAT

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