VOL.9
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SMALL FACES | 「 Here Comes The Nice / Talk To You 」 | ||||||
IMMEDIATE | 1967 | IM 050 | R&Bっぽいサウンドを軸にしていたDECCAから当時一番ヒップだったにちがいない若いレーベルIMMEDIATEに電撃移籍した彼等。本盤はIMMEDIATEからの記念すべき第一弾。当時のカラフルでサイケな時代を反映させたような浮遊感のあるポップナンバー。対照的にB面はDECCA時代の流れを汲んだようなストレートなロックサウンド。全英第12位を記録。(12/14 山田) | |||||
¥3500 (税込¥3850) |
PSYCH |
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MANFRED MANN | 「 Hubble Bubble (Toil And Trouble) / I'm Not Kingpin 」 |
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HMV | 1964 | POP 1282 | 若者向けの人気音楽番組とのタイアップで3枚目のシングル「5-4-3-2-1」が全英第5位の大ヒットを記録。一気にお茶の間人気を獲得した彼等の続く4枚目。当時のR&Bを指針としていた大抵のグループが強い影響を受けたBO DIDDLEYのビートをワイルドかつスピードを増した様な凶暴なA面とドラム奏者MIKE HUGGのクールなビブラフォンの演奏も印象的なジャジーブルースのB面。やや彼等本来の嗜好を反映させ過ぎたせいか、全英チャート第11位と前作ほど世間からのリアクションは大きくなかった。(12/13 山田) | |||||
¥3000 (税込¥3300) |
UK BEAT |
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JON FORD | 「 You've Got Me Where You Want Me 」 | ||||||
PHILIPS | 1970 | 6006 030 | 68年にPHILIPSからデビュー、本盤はPHILIPSでのラスト・リリース。曲は後にノーザンソウル界隈で人気を博すことになる米国の作曲家兼歌手LARRY SANTOSが前年にリリースした作品のカヴァー。そういった楽曲の珍カヴァー故か近年はこちらも評価が高くなっている。この時期PHILIPSで良質なポップスを手掛けていたKEITH ROBERTSによる重厚なアレンジとFORDの野太い歌唱が見事に合致した。SANTOS盤は当時全くヒットしていない無名の1枚だったが、よくもまぁそんなマイナーな作品を持ってきたなと感心してしまう。(12/11 山田) | |||||
¥28000 (税込¥30800) |
NORTHERN SOUL |
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THE SHANGRI-LAS | 「 Remember (Walkin' In The Sand) / It's Easier To Cry 」 |
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RED BIRD | 1964 | RB10 008 | 63年にデビューするもなかなかブレイク出来なかった米女子グループSHANGRI-LAS。RED BIRDに移籍しSHADOW MORTONの肝いりで「Remember〜」が大ヒット。そしてそのヒット曲を持って英国に殴り込み(?)。モッズ族等、英国的若者文化が流行り始めていたこの時期にいかにも米国ツッパリ(?)ギャルなイメージで食い込んだのが斬新だったのか、全英14位と本国より地味ながらも健闘した。(12/9 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
US GIRLS |
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THE TYPHOONS / BUD ASHTON AND HIS GROUP |
「 I Want To Hold Your Hands / Geronimo 」 | ||||||
EMBASSY | 1963 | 45-WB 605 | ORIOLE傘下の廉価系レーベルEMBASSYからの1枚。レーベルの特徴として異なるアーティストのスプリット形式の場合が多く、本盤もその典型。A面は主にビートグループのヒット曲のカヴァー担当のTYPHOONSによるFAB4のカヴァー。B面はエレキインスト担当のBUD ASHTONのグループによるSHADOWSのカヴァー。両面とも仕事とはいえ恐れ多い対象のカヴァーだが、特にA面は義理で聴きに行った友達のバンドの演奏や楽しい酒席での合唱を聴いているようで妙に憎めない仕上がりとなっている。音圧に定評のあるORIOLE参加故か、こちらも不必要なまでに音が良い。(11/29 山田) | |||||
¥2500 (税込¥2750) |
珍カヴァー |
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SONS & LOVERS | 「 Help Me (I'm On The Top Of The World) 」 | ||||||
BEACON | 1968 | 3-101 | レーベル創立から末期まで在籍、数多くのシングルをリリースしたレーベルの看板グループ(売れなかったけど)の彼等。本盤は1枚目、流麗なアレンジとドラマティックなメロディ展開が美しい作品。作曲は70年代の英国ソウルの盛り上がりに多大な貢献をするBIDDU、アレンジは後にDJMレーベルでインストプロジェクト‘MR.BLOE’を成功させるZACK LAURENCEが担当。(11/27 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
POP |
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GUY DARRELL | 「 My Way Of Thinking 」 | ||||||
CBS | 1966 | 202296 | CBSで数多くのシングルをリリースしていたポップス歌手GUY DARRELL。本盤は4枚目、それまでのリリースは主に米国の著名アーティストのカヴァーが多かったが、今回は英国の作曲家GEOFF STEPHENSの作品を録音(B面「Big Louie」は米国楽曲のカヴァー)。翌年から本格化するサイケの香りもやや感じさせる、ビートを効かせた英国らしいポップス。同年同月にPARLOPHONEのFINGERSというグループも録音しているが(B面曲としてだが)一応競作だったのだろうか・・・(11/24 山田) | |||||
¥4800 (税込¥5280) |
POP |
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THE NOEL REDDING BAND | 「 Take It Easy 」 | ||||||
RCA | 1977 | PB 9026 | JIMI HENDRIX EXPERIENCE、FAT MATTRESSでの活動で知られるNOEL REDDING。75年に自身のグループNOEL REDDING BANDでデビュー、良い意味でニッチ感漂うロックサウンドを鳴らしていた彼等。本盤は2枚目のアルバム『BLOWIN'』からのカット。グラムロックの艶っぽさからの影響も伺えるキャッチーな作風。作曲はREDDINGとキーボード奏者DAVE CLARKE(ちなみにCLARKEはDAVID BOWIEのオーディションに参加していた)。(11/6 山田) | |||||
¥2000 (税込¥2200) |
PROMO |
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SCOTT ENGEL | 『 Scott Engel 』 CLICK & PLAY 「Are These Really Mine」 |
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LIBERTY | 1966 | LEP 2261 | 英国にて人気を博した米国出身のグループWALKER BROTHERS。本盤はそんな人気に便乗してEMIがWALKERS以前のSCOTTのSCOTT ENGEL名義のソロ音源(62年録音)を収録したEP。SCOTTのソロというとWALKERS解散後の退廃的なSSW系サウンドをイメージするが本EPでは時代的に陽気なティーンポップが楽しめる。(11/4 山田) | |||||
¥2000 (税込¥2200) |
EP |
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THE DAVE CLARK FIVE | 「 Put A Little Love In Your Heart / 34-06 」 |
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COLUMBIA | 1969 | DB 8624 | 全英第7位の大ヒットを記録した68年のシングル「The Red Balloon」以降は小ヒットや全くヒットしなかったりとなかなか結果に恵まれなかった彼等。やや迷走気味の中リリースした本盤。A面は英国で高い人気を誇る米国の作曲家/歌手JACKIE DeSHANNON作品。彼女のもつ独特なアーシーな感覚を反映させた本作、彼等のバンカラ系歌唱スタイルの厚みと相性がよくなかなか良い仕上がりだが残念ながら31位と地味目の中ヒットに終わってしまった。B面はSMITH=CLARKのペンによる南部ソウルっぽいバラード調、彼等の代表曲「Come Home」然り、この手の作品には独特の味わいがある。(10/23 山田) | |||||
¥2000 (税込¥2200) |
中ヒット |
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CHRIS MONTEZ | 『 The More I See You 』 CLICK & PLAY 「Call Me 」 |
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PYE INTERNATIONAL | 1966 | NEP 44071 | SERGIO MENDES等と一緒に米A&Mが送るスタイリッシュなポップ路線のCHRIS MONTEZ。MONTEZのA&M第一弾となる、英国の作曲家TONY HATCH作品「Call Me」(英ではヒットならず)や第二弾「The More I See You」はまさにそんな路線を体現している。本EPはそんなシングル2枚を収録した1枚。(10/19 山田) | |||||
¥3800 (税込¥4180) |
EP |
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JOHN WALKER | 「 Annabella 」 | ||||||
PHILIPS | 1967 | BF 1593 | WALKER BROTHERSのJOHN WALKERのソロシングル。レーベル側も売り出しに気合を入れてか作曲陣にはHOLLIESのGRAHAM NASHが参加。力強いビートとクラシカルなアレンジに乗ってBOBBY HEBBの「Sunny」みたいなメロディからドラマティックに展開する作風はいかにもこの時代らしい。全英第24位を地味目なヒットを記録。(10/11 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
ソロ |
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SCAFFOLD | 「 Liverpool Lou 」 | ||||||
WARNER BROS. | 1974 | K 16400 | PARLOHPONEでのシングル「Gin Gan Goolie」のヒット以来、実に4年ぶりのチャートイン、しかも全英第7位の大ヒットを記録した陽気な作品。MIKEのソロ作『McGEAR』同様WINGSが全面バックアップ。PAULファンにはB面「Ten Years After On Strawberry Jam」の方が名馴染み深い?(9/25 山田) | |||||
¥2000 (税込¥2200) |
定番 |
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CILLA BLACK | 「 I Only Live To Love You / From Now On 」 | ||||||
PARLOPHONE | 1967 | R 5652 | 全英26位を記録した、彼女にしてはやや地味目な印象の1枚。A面は情熱的なバラード。作曲者のクレジットにあるCOLONNELOはサンレモ等で知られるイタリアの作曲家GIANCARLO COLONNELLO、氏の作品に英国のNORMAN NEWELLが英詞を付けたもの。B面はマネージャー兼夫BOB WILLISとCLIVE WESTLAKEの共作曲、こちらは対照的にかなりノリの良いポップチューン。プロデュースはGEORGE MARTIN、アレンジは当時売れまくっていたMIKE VICKERS。B面の方にグルーヴィなアレンジを得意とするVICKERSのセンス・持ち味が発揮されている様に思う。(8/14 山田) | |||||
¥2200 (税込¥2420) |
GIRL |
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WILSON PICKETT | 「 I Can't Stop / Down To My Last Heartbreak 」 |
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PRESIDENT | 1970 | PT 322 | 米国のポップスやソウル音源も積極的に配給していたPRESIDENTレーベル。かつて他社がリリースしていた音源等を再び出したりそれまで英国ではリリースされていなかった重箱の隅的なマイナー音源を出したりとマニアな心をくすぐるカタログが多い。今回紹介するWILSON PICKETTの音源もそうした1枚、本国ではブレイク前の62年にマイナーレーベルからリリースされていた音源。このPRESIDENT盤が英国で最初のリリースとなる。しかしノーザンソウルや現行のソウルが盛り上がりを見せていた当時、需要が本当にあったのか疑問で全くヒットしていない。(7/17 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
SOUL, R&B |
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THE DAVE CLARK FIVE | 「 Glad All Over / I Know You 」 | ||||||
COLUMBIA | 1963 | DB 7154 | ダツダツとストンプするビートにバンカラ系(?)合唱コーラスというDC5スタイル、所謂トッテナム・サウンドというやつか。そうしたサウンドの代表的な作品であり彼等の出世作ともいうべき全英首位を記録した本盤。A面が有名過ぎて陰に隠れてしまったB面もなかなかカッコいい。(7/3 山田) | |||||
¥2200 (税込¥2420) |
定番 |
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RICKY FORD (AND THE TENNESSEANS) |
「 You Are My Love / Long Way From Love 」 |
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PARLOPHONE | 1965 | R 5230 | ロックンロール歌手RICKY FORDと伴奏グループのTENNESSEANS、本盤はそんな彼等が残した唯一のシングル。A面は裏声唱法を得意としていたFORDの裏声を活かしたバラード調。軽快なテンポに乗るマイナー風メロディがグループサウンズみないなB面。ちなみにTENNESSEANSのメンバー3人はマージー系のグループMARAUDERSの元メンバーだそうな。(6/30 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
BEAT |
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ANITA HARRIS | 「 Trains And Boats And Planes / Upside Down 」 |
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PYE | 1965 | 7N 15868 | 60年代後半にCBSにてヒットを連発し人気を博したANITA HARRIS。本盤はそれ以前に在籍していたPYEでの1枚目。1枚目ということで無難なヒット狙いか当時の人気の作曲家BURT BACHARACHの作品を取り上げた。同年同月にPARLOPHONEからBILLY J. KRAMWERも同曲をリリースしているから競作だろうか、残念ながらそれまでの人気の勢いもあってかKRAMERの方に軍配が上がっている。B面は本盤のプロデューサーでもある夫MIKE MARGOLISと彼女の共作曲。シットリ上品なA面とは対照的にコミカルな展開が印象的な作風。後のCBS時代のノヴェルティな作風も考えるとむしろこちらの方が彼女らしいか。(6/14) | |||||
¥4500 (税込¥4950) |
GIRL |
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BICK FORD | 「 Cheat Cheat / Sweet And Tender Romance 」 |
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PARLOPHONE | 1963 | R 5018 | 美容師にカメラマン等々前職や本業がミュージシャンではなくともレコードをリリースしたりしていた人は意外と多い。このBICK FORDの場合も面白く、氏の本業は音楽ジャーナリスト、所謂タブロイド紙の老舗DAILY MAILの記者をしていた人。音楽業界とのコネがあったからだろうか、1枚のみだがこうして大手PARLOPHONEからリリース出来たなんて幸運なことだったか!曲調的には当時のトレンドビートブームの影響もやや伺えるポップス。B面は同年にORIOLEレーベルのビートグループCARTER-LEWIS AND THE SOUTHERNERSがデビューシングルとして録音している曲。FORDの方が数カ月早いから競作ではなく書き下ろしだろうか。(6/8 山田) | |||||
¥2500 (税込¥2750) |
POP |
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THE CREW | 「 Cecilia / 1970 」 | ||||||
DECCA | 1970 | F 13000 | やり手業界人JONATHAN KINGが手掛けた数々の匿名性の高いアーティスト群、本作のCREWなるグループもそんな1つだろう。A面は60年代にBEATLESやBACHARACH等と並んでカヴァーされる頻度が高かったSIMON & GARFUNKELのヒット曲の安直カヴァー。KING自作のB面もちょっとS&Gを意識した(?)作風。KINGの仕事にはムラがあり、大ヒットするモノと反対に全くヒットしないモノがあるが本盤は残念ながら後者の方。(5/31 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
POP |
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ROSS McMANUS AND THE JOE LOSS BLUE BEATS | 「 Patsy Girl / I'm The Greatest 」 | ||||||
HMV | 1964 | POP 1279 | 英国のバンドリーダーの代表的な存在JOE LOSSが時のトレンドたるスカのサウンドに挑んだ。専属歌手のROSS McMANUSを前面に出し名義もその名もBLUE BEATSとしたところに並々ならぬ意欲を感じさせる。A面はスカっぽさはあまり感じられないポップスだが、B面はスカ風の裏打ちリズムを強調したカッコいい作風。McMANUSの歌唱スタイルはそれらしくはないが、かえって良い味を出している。(5/25 山田) | |||||
¥3800 (税込¥4180) |
POP |
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THE MACHINE | 「 Spooky's Day Off / Nobody Wants You 」 | ||||||
POLYDOR | 1969 | 56760 | ロックやポップス同様にソウル/R&Bも人気を博していたオランダ。現地で録音された良質なソウル音源も多々あり、ソウル熱の高い英国で配給された音源もある。今回紹介するMACHINEなるグループのシングルもそうした1枚。A面は英国でも人気の高かった米国のジャス系ピアニストRAMSEY LEWISを彷彿とさせるインスト作品。B面はヴォーカルを入れた作品でホーン等のアレンジはATLANTIC/STAXを意識した印象を受ける。本国ではA面とB面が逆でのリリースだったが、この英盤は先に触れた英国でのRAMSEY LEWIS人気を考えての配慮だろうか。ちなみにこのシングル、音源自体は同じだが何故かこの名義とは別にSWINGING SOUL MACHINE名義のタイプもある。(5/13 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
オランダ産SOUL |
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TOMMY HUNT | 「 Sleep Tight Honey 」 | ||||||
PYE | 1974 | 7N 45325 | 60年代に米国のWAND等で良質のソウル/R&B音源を残してきたソウル歌手TOMMY HUNT。そんな氏の音源が人気を博していた英国のノーザンソウル、そのブームの需要に応えるべくか渡英し活動の拠点を移すことに。そうした市場に力を入れていたSPARKレーベルからブームに便乗するような音源をリリースしチャートを賑わした。本盤はそのSPARKでの成功前に親会社のPYEからのリリースした1枚。A面は69年に同レーベルからCOMMITTEEなるグループがリリースした、当時人気を上げていた新鋭作曲家TONY MACAULAY=JOHN MACLEODチームの作品のカヴァー。何故にこの時期に古いカタログからの楽曲を録音したのか理解に苦しむが当然ヒットしていない。ちなみにプロデュースはその後MACAULAYと袂を分けたMACLEODが担当している。(5/1 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
MACAULAY |
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LYNDA GRAHAM | 「 Without Your Love / Wait And See 」 | ||||||
PHILIPS | 1963 | BF 1249 | 64年のシングル「You'd Better Believe It」が英国ガールポップ人気の高い彼女の本盤は1つ前のリリース。A面はHELEN SHAPIROのヒットを手掛けたMIKE HAWKER=JOHN SCHROEDER作品、HELENは勿論、MERCURYレーベルのJULIE ROGERSも歌っている流麗な品のあるバラード調。同じくSCHROEDERが作曲に参加したB面はほど良いリズムが良いアクセントとなっている作品、ティーンポップ系から高い評価を得ているそうな。両面共に伸びのある彼女の声質をうまく活かした選曲だと思う。(5/1 山田) | |||||
¥4800 (税込¥5280) |
GIRL |
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THE OUTER LIMITS | 「 Just One More Chance 」 | ||||||
DERAM | 1967 | DM 125 | 70年に「Yellow River」を大ヒットさせたグループCHRISTIE、その前身がこのOUTER LIMITS。67年に他のグループとのカップリングでチャリティーシングルをリリースした後にDERAMとメジャー契約、そこで唯一リリースしたのが本盤。ゆったりめのスタートから徐々に盛り上がっていく作風がいかにも英国ポップス的、それ故かモッズ系やノーザンソウル系等でも評価が高いそうな。全くヒットしなかったシングルだったが、何故か米国のサーフ/ホットロッドで有名なグループHONDELLSがカヴァーしている。(4/27 山田) | |||||
¥12000 (税込¥13200) |
MOD |
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TIM CONNOR | 「 The Lonely One / So Long, Baby 」 | ||||||
HMV | 1963 | POP 1191 | 60年にDECCAからデビューしたポップス系歌手TIM CONNOR。いわゆるティーンポップの範疇で高い評価を得ている氏、本作はビートブームの勢いが押し寄せる63年にリリースしたラストシングル。ポップコーンやノーザンソウル系のリスナーにもアピールするアレンジのA面、作曲したのは主にアレンジャーとして名前をよく見るDAVID WHITAKERとPETER PAVEYのコンビ。PAVEYは同時期にCAROL DEENEやJACKIE LEE、SUSAN SINGER等に楽曲を提供している人。B面はビートブームの影響も伺える軽快な作風、と思ったら同年にADAM FAITHもROULETTESを従えて録音していた作品だった。作曲したCYRIL STEPLETONはPYE等で自身の音源もリリースしている。(4/26 山田) | |||||
¥3500 (税込¥3850) |
TEEN POP |
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THE THREE BARRY SISTERS | 「 Tall Paul / Till Then 」 | ||||||
DECCA | 1959 | 45-F 11118 | 60年代以上にヴィンテージ感を感じさせる三角形センターが魅力的な50年代DECCAのシングル。今回の主役THREE BARRY SISTERSは実の姉妹、この時期よくあった米国の何とかSISTERSを意識したヴォーカルトリオだろうか。A面は米国の人気アイドルANNETTEも歌っていたテンポの速いポップス、勢いに任せて突っ走る痛快な作風。B面は44年に米国の作曲家EDDIE
SEILER=SOL MARCUS=GUY WOODが作った作品。SAMMY DAVIS JR.やROY ORBISON他数多くのアーティスト達が取り上げたスタンダード。ドゥーワップ系のグループもこの曲を取り上げおり、彼女達のヴァージョンもそうしたリスナーにアピールしそう。(4/24
山田)![]() JOHN BARRYと共に。 |
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¥3500 (税込¥3850) |
GIRLS |
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BADFINGER | 「 Come And Get It / Rock Of All Ages 」 | ||||||
APPLE | 1969 | APPLE 20 | 彼等の記念すべきデビューシングル。APPLEレーベルだけあってか豪華なPS付きにPAULの楽曲提供、そして映画のタイアップと至れり尽くせりの待遇。チャート的にも第4位の大ヒットを記録。メンバー達の作によるストレートなロックンロールのB面も聴いて爽快!(4/22 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
定番 |
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DONNA DOUGLAS | 「 He's So Near / Turn Around 」 | ||||||
PICCADILLY | 1963 | 7N 35135 | 英国ガールズファンには64年にPICCADILLYからリリースされた「Java Jones」でお馴染みの彼女、本盤はその1つ前のリリース。A面は作曲家としても活動していた米女子歌手JEAN THOMASが原曲(作曲は彼女と兄のDON THOMAS)、ティーンポップ好きにもアピールするチャーミングな作風。対照的にB面はベース音にガッツを感じる、よりパワフルな作風。DONNAの歌唱もより気合が入っている。作曲者はマイナーレーベルCARNIVAL等でその名をよく見るTONY DAY=ALLAN ZEFFERTTのコンビ(ZEFFERTTはラジオDJとしても活躍したていた)。(4/15 山田) | |||||
¥4500 (税込¥4950) |
GIRL |
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NICKY HILTON | 「 Give Us Your Blessing / Always In My Heart 」 |
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DECCA | 1965 | F 12099 | 高いトーンの声質でティーンポップを歌い上げてきた実力派歌手NICKY HILTON。DECCAでの唯一にして氏最後のリリースとなった本盤、そんな声質を活かして旬の米国のガールグループの楽曲を両面で取り上げている。A面ではアバズレバイカーなキャラで人気を博したSHANGRI-LASの楽曲を、B面ではコケティッシュなDIANA ROSSの歌声で英国でも高い人気を得ていたSUPREMESの楽曲を取り上げている。共に代表曲ではない選曲に英国らしさを感じさせる。(4/13 山田) | |||||
¥3500 (税込¥3850) |
COVERS |
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WOUT STEENHUIS | 「 Nivram / Bay Of Paradise 」 | ||||||
COLUMBIA | 1966 | DB 8027 | オランダ出身のマルチ・プレーヤーWOUT STEENHUIS、地元のジャズバンドで活動後、48年に活動の拠点を英国に移す。63年からCOLUMBIAにて録音キャリアを開始、ジャズにとどまらず軽音楽やハワイアン等々ジャンルを超えてその洒落たフットワークの軽いギターの音色を聴かせてくれた。本盤は66年にリリースされたシングル、A面はレーベルメイトの人気グループSHADOWSのファンにはお馴染みのこれまた通好みな作品をカヴァー。原曲の持つジャジーなテイストと氏のキャラクターが見事にマッチ、ほのかに聞こえるヴィブラフォンも洒落ている。タイトルからしてリゾート感漂うB面、スチールギターの音色から漂う微妙な昭和感(?)に親近感を抱かずにはいられない・・・(4/5 山田) | |||||
¥3800 (税込¥4180) |
INST |
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WINGS | 「 Venus And Mars / Rock Show 」 | ||||||
CAPITOL | 1975 | R 6010 | アルバム『VENUS AND MARS』の冒頭の2曲を1曲に編集してシングルカットした本盤。かねてから人気の米国ではヒットを記録したが本国では全くヒットせず・・・ダイナミックな構成よりもこじんまり1曲の方が本国では受けるのかも!?「Rock Show」ではJIMMY PAGEの名前もチラっと出てくる面白いトリビアもあり。(3/31 山田) | |||||
¥2500 (税込¥2750) |
ROCK |
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DAVEY SANDS & THE ESSEX | 「 Advertising Girl / Withoiut You I'm Nothing 」 |
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CBS | 1967 | 202620 | 65年にDECCAからデビューした5人組ビートグループ、DAVEY SANDS & THE ESSEX。レーベルメイトで売れっ子だったBRIAN POOLEとTREMELOESのALAN BLAKLEYの作品という恩恵(?)を受けるもヒットせず。ややブランクを開けて67年にCBSと契約、その第一弾が本盤。米国のガレージバンドSIR DOUGLAS QUINTETの「She's About A Mover」を思わせるノリが印象的なA面に爽やかなメロディラインが素敵なB面。残念ながら競争激しい音楽界ではリアクションが得られずそれ以降のリリースは無く消えていってしまった・・・(3/31 山田) | |||||
¥6000 (税込¥6600) |
UK BEAT |
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GOLDIE HAWN | 「 Carey / I'll Be Your Baby Tonight 」 | ||||||
REPRISE | 1972 | K 14211 | アイドル的な人気を集めた米国のコメディアンヌ、GOLDIE HAWN。その愛らしいルックスと共に魅力を感じさせる歌唱が目に(耳に?)留まってかこうしてレコードまで出してしまった。しかもバーバンク帝国のLENNY WARONKER氏のプロデュースというのだからレーベル側の力の入れ様も半端ではない。バーバンク的なルーツ要素をちりばめたオーガニックな質感とどこか頼りなさげな歌唱のマッチングも絶妙。B面のBOB DYLAN作品のカヴァーも素敵。(3/24 山田) | |||||
¥1800 (税込¥1980) |
女優 |
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SHIRLEY ABICAIR | 「 Flowers Never Bend With The Rainfall / I Know 」 |
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PYE | 1966 | 7N 17119 | 豪州出身、1935年生まれの歌手SHIRLEY ABICAIR。地元のタレントショー等での活動を経て53年に渡英。56年から録音キャリアを開始、その歌のお姉さん的な丁寧な歌唱スタイル故か子供向けや民謡を歌う等企画EPを数多くリリース。66年にPYEと契約し本盤がその第一弾、当時英国でも人気を博していたSIMON & GARFUNKELの作品を取り上げ、ようやくコンテンポラリーなリリースとなった。キラキラしたフォークロックのアレンジと彼女の上品な歌唱が見事にマッチ。B面はレーベルの売れっ子歌手SANDIE SHAWのお抱え的な作曲家CHRIS ANDREWSの作品を歌っている。アレンジを手掛けているのは先のSANDIE SHAWも手掛けているKEN WOODMANが担当。(3/17 山田) | |||||
¥3800 (税込¥4180) |
POP |
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ANITA HARRIS | 「 We're Going On A Tuppenny Bus Ride 」 | ||||||
CBS | 1968 | 3468 | PARLOPHONEにVOCALION、DECCA、PYEとレーベルを転々と 67年にたどり着いたのがCBS。それまではあまりヒットに恵まれなかった彼女、CBSからの1枚目「Just Loving You」が大ヒット、その後は中小ヒットを記録し順調な流れで出した本盤。所謂ソフトロック調の浮遊感漂うアレンジ歌のお姉さん的な歌唱を乗せる彼女、途中サビではちびっこコーラスが加わり子供番組的な展開を見せる。手堅くお茶の間的な受けを期待したのかもしれないが見事にコケてヒットに至らなかった・・・アレンジは翌年にLED ZEPPELINのベース奏者として世界に飛び立つJOHN PAUL JONESが担当。(3/4 山田) |
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¥2000 (税込¥2200) |
GIRL |
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KENNY LYNCH | 「 It's Too Late 」 | ||||||
HMV | 1967 | POP 1577 | 俳優や作曲家としても活躍していたマルチなタレントKENNY LYNCHの67年リリースの1枚。今回は同じく自身でも作曲を得意とする米ポップス歌手BOBBY GOLDSBOROの作品を取り上げている。縦ノリな躍動するビートに軽快な歌声を乗せた好ヴァージョン。そんな素敵な仕上がりに一役買っているアレンジャーARTHUR GREENSLADEの存在も無視出来ない。(2/24 山田) | |||||
¥2800 (税込¥3080) |
POP |
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THE SPECTRUM | 「 Headin' For A Heatwave 」 | ||||||
RCA | 1968 | RCA 1651 | 65年にCOLUMBIAからデビュー、その2年後の67年にRCAと契約し70年まで在籍し9枚のシングルを残した。本盤はRCAでの3枚目。淡々としたはじまりからサビでゴージャスな展開を見せるサイケポップな作品。フルートやヴィブラフォン、オルガンにホーン等60年代英国音楽の人気の要素を盛り込んだ贅沢な仕上がり。プロデュースを担当したHARRY ROBERTSは60年代後半にPHILIPS等で良質なシングルを数多く手掛けている。(2/23 山田) | |||||
¥2200 (税込¥2420) |
PSYCH POP |
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NICKY HOPKINS | 「 Mr. Big 」 | ||||||
CBS | 1966 | 202055 | WHOやKINKSをはじめ数々の歴史的録音に参加、大活躍したセッション鍵盤奏者NICKY HOPKINS。今回の1枚はそんな英国ロックの要人である氏の記念すべきデビュー盤。エレガントなオーケストラと力強いビートに指を自在に躍らせる。作曲は自身と名アレンジャーDAVID WHITAKER。ちなみにプロデュースを担当したのは先の初期WHOやKINKSを手掛けたSHEL TALMY。(2/20 山田) | |||||
¥10000 (税込¥11000) |
1st |
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GEORGE PAUL JEFFERSON | 「 Looking For My Mind / Out Of Place 」 | ||||||
FONTANA | 1968 | TF 923 | 偉人の名前を色々くっ付けたようなアーティスト名。ソロ歌手かと思いきや5人編成のグループ。元々はHIM & THE OTHERSというビート系グループが発展した形のようだ。両面ノリの良いブルーアイドソウル調。特にB面「Out Of Place」はモッド系のコンピ等に収録され人気を博しているそうな。作曲・プロデュースを担当したPAT COSTELLOとROGER MEALEYのコンビはPHILIP GOODHAND-TAIT AND THE STORMSVILLE SHAKERS等売れていないマイナーグループへの楽曲提供が多い人達。(1/13 山田) | |||||
¥10000 (税込¥11000) |
MOD |